372Dead『俊敏性犬の血液』
アンジェリスは
「奈々子ーー! 大丈夫!」
と言って部屋に入ってきた。
すると
ブシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
と大量出血している奈々子を発見した。
アンジェリスは
「何をした……望……」
と睨んだ。
すると望は
「だってこいつカメラにレーザー仕込んでたもん! 仕方ないよ!」
「何が仕方ない……てか普通に考えて……ああ、そのクリーチャーが気絶したからか……だからって人を……うーん……」
と言って少し頭を抱える。
すると奈々子は
「はあ……痛い痛い」
と言って頭を掻きながら出血部分が再生していく。
奈々子を見てアンジェリスは
「取り敢えず奈々子はゾンビ化して再生するんだね……良かった」
と言って望に
「取り敢えずここの場所を選挙後はどうするの? 戻るの?」
と聞いた。
望は
「いや俺は瑛代に聞いてないぞ?」
と言った。
奈々子は
「ああ、貴方達は戻どって私は残るの……取り敢えずここは私の基地として貰う事になってるし……」
と言った。
レアズは
「私もここで助手をします」
と名乗り出た。
望は
「良かったね……助手が現れてくれて」
と言った。
奈々子は
「うん!」
と嬉しそうにした。
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ベルゲザズは
「ゲズアゾ……俊敏性犬を」
「はい! ヒッヒhッヒッヒ!」
と言って檻を出した。
「グルルルルルルルルr!!」
と威嚇していた。
ベルゲザズは
「ウシャアアアハハハハハハ!! どうだ! 悔しいか! 取り敢えずはこいつを使って少しでも有利にするぞ! アイツのところも油断ならん! ならばかなりの技術を高めて兵士を作って戦力をかき集めろ! もし勝てなくなるとかなりきつくなるからな!」
と言って気を引き締めた。
そして、
「再生技術もかなり進むぞ! ゾンビの研究をこの犬で作り上げろ!」
「はい!」
と言って俊敏性犬の檻を持って行った。
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そして、研究施設に行った。
そして、
「こいつの血液を使ってゾンビ共を強化する、そして、俊お前の出番だ」
と言って
「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!! おで! ごうぢょう! ぜいどだろうどごろず」
とクリーチャー化した俊がいた。
そして、
「ばやくでだい!! ばやくケチらじだい! ばやくけじずみにじだい!!」
と唸っていた。