371Dead『写真撮影』
「よーーーし! そこの背景の写真を撮ってレアズちゃん!」
「……はい」
とただただ指示されたことを守っていた。
他の皆は
「えっと……つまりここはもうすでに破棄予定だったの? それなのに何でベナさんは……」
とアンジェリスは困っていた。
奈々子は
「え? そりゃ情報を遮断してたからそうなったんでしょ? 普通は知ることのない情報だよ?
私の情報網はすでにホーリーちゃんが掴んでたから分かってたけどそこに行くだろうってことは分かってたから瑛代ちゃんもわざわざここを紹介したんだよ? つまり! 我々にとって別にここでの成果はこれぐらいだから……」
と言って他の場所も見て回った。
アレックスは
「取り敢えず早くな……化け物も起きるから」
と言って少し怯えていた。
奈々子は
「ああ、大丈夫だよ、そこも計算の上だから」
と言って見ていた。
すると
『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』
起きたのが今のは凄く分った。
望は
「俺行ってきていい?」
と聞くと奈々子は
「あんたも少しは手伝って」
「え?」
とその言葉に望はビビった。
奈々子は
「瑛代ちゃんから言われてるんだよ……お兄ちゃんは扱き使っていいよって言われるから」
と言って望は
「……何を言ってるか……分からないとは言えないなこれ……何これ? 怖い」
と言ってビビッてカメラを持った。
望は
「どこ撮れば良いの?」
と言った。
すると奈々子は
「襲われる瞬間を撮って、真ん前にいる怪物の表情を欲しいんだよねえ」
と言って奈々子は笑っていた。
望は
「はいはい」
と言って怪物の元へと向かった。
するとナーマナは
「えっと……それだと死んじゃうんじゃ?」
「そのための光子だよ」
と言った。
光子は
「取り敢えずは押さえているけど……体がバラバラになったらさすがに力尽きた時ヤバいよ? 今は望俊敏性犬の力も無いんだし……」
というと奈々子は
「ああ、この薬があるから良いよ、だってこれ俊敏性犬の血液を使ってるしね」
と言って笑っていた。
それを聞いて和子は
「……それもっと早く出さない?」
と言った。
すると奈々子は
「片目の時の感想も聞きたいんだよ」
と言った。
すると剣子は
「お前は本当にヤバいよなあ……何か怖いよ」
と言って少しビビっていた。
そして、望はその部屋に向かった。
「おお、いたか……」
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
と呻きながら望に
「がああああああああああ!!」
と襲い掛かった。
望はカメラを回していた。
すると
ビュウウウウウウウウウウウウウウ!!
とレーザーがクリーチャーに発射された。
「が!!」
と言ってそのまま再び気絶した。
望は
「うわ……何個の機能こわ!」
と言ってカメラを見ていた。
すると奈々子は
「ありがとう、返して」
と言ってすぐそのカメラを撮ろうとすると
「はいチーズ」
ビュウウウウウウウウウウウウウウ!!
「ぐばあああ!!」
奈々子は出血して倒れた。