表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

368/470

366Dead『ブス』

望は


「これで! 俺はゾンビに! いやクリーチャー化! ふあはははははは!!」


と笑いながら腕に注射を打とうとした。


「糞!」


とアンジェリスは悔しそうにする。


「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

「!!?」


望の腕は突然掴まれた。


「え! 誰! 何! うわ! 何なんだよお前!!」


と突然腕を掴んで注射を打つのを止められた。

アンジェリスは


「……誰?」


とキョトンとした。

するとナーマナは


「まさかこんなところで役に立つとは……」

「まあ場所さえ分かれば止めれなくないけど……さてさて……どうなるのかな? 変に入らない方がいいしです……ナーマナちゃん、ダメな時は諦めてです」


と光子が言った。

アンジェリスは


「え? 誰? あの人?」


と結構引いていた。

ナーマナは


「さあ?」

「そういえばベーォオって名乗ってはいたけど……村の人じゃないですか?」


と説明に困っていた。

ベーォオは


「させない! 貴様のような屑には! やらせるものかああああああ!! 彼女らを殺させはしない!!」


と言って取っ組み合った。

望は


「はな! 離せええ! 何だお前! ふざけんじゃねえぞ!」

「ああ、もう何してるんですか……」


と言ってエイズアは呆れながら近づいた。

それを見てベーォオは


「近づいちゃだめだ! こいつは俺が止めるから! 逃げてください!」


と言った。

それを聞いてエイズアは


「彼は自分の敵を認識てるんですか? まずこそを聞いてもいてもいいでしょうか?」


と質問した。

ナーマナは


「私に聞かないでください」


と言った。

エイズアは


「仕方ない……取り敢えず助けま……」


と近づこうとした時


「止めろ! 離せえ!! あああああ!!」

「うるさい! この屑! お前の好きには」


ブス


「あ」

「な!!」


と望は腕を振り回すあまりにベーォオに注入してしまった。


「お前……何て……相手を……人路殺せれば何でもいいのか……俺に人をうぐ!! ころざぜるげがあ……」


と体がボコボコと膨れ上がる。

望は


「てめえ! 何てめえが使ってんだよ! ふざけんじゃねえぞ! 糞があああああああ!!」


と注射を取ろうとすると


「あがあああああああああああああああああああ!!」


と呻きながら注射器が


ズボン!!


とあまりにも盛り上がった皮膚と筋肉のせいですっぽ抜けた。


「え?」


と望はキョトンとすると


グシャ!!


「ぐあがああふぁっふぁああああああああああああああ!!」


望の目玉に注射針が突き刺さった。


「うでああああああああああああああああああああああああ!!」


と言って呻きながらその場で転がり回った。

アンジェリスは


「うわあ……こんなオチとは……」

「さすがにもうちょっとなだけあって可哀そうになってきた……いや止めようと思ってはいたけど……」


と和子も同情した。

望は


「だっだが!! 目に刺さった!! つまり注入すれば!!」


と言ってキャップを押したが

最後まで薬は無くなっていた。

望は


「ふざ!! ふざ!! ふざけるなアああ!!」


と目の注射器を引き抜いて捨てた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ