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359Dead『フラグがありませんように』

望は歓喜した。


「うおおおお!! なるほどオオオオオ! つまり俺がリア充を恨めば奴等に攻撃を仕掛けるってことおおおお!! これhこれは!! お得ううううう! お得だわあああああああああああああああああ!!」


と腕を振りながら喜ぶ。

ゲズアゾは


「フフ、それは良かった……まあ君にはその時までこの注射は止めて貰う、何故なら我々がいる場合にそこでゾンビ化すれば僕らまで死ぬ……それはダメだ……ならばちゃんと奴等が揃ってからにして欲しいんだ」


と言った。

それを聞いて望は


「……ああ……うん……」


と少し悩んだ。

ベイエーンは


「?? どうしたの? 何か不満が?」


と聞くと望は


「いやあ……またこのパターンで俺はゾンビ化出来ないのかなあってな……」


と心配そうに言った。

ゲズアゾは


「確かにそうかもしれないが薬自体は僕らが持っている……せめて僕が離れてから使った欲しい……そして、渡すタイミングは僕らが遠隔操作で君に渡すわけだからどうやってもそろって体よ」


と言った。

それを聞いて望は


「ウーム……まあ仕方ないかあ……」


と少し残念そうに言った。

エイズアは


「まあ欲張るのも良くないと思う事にすればもしかしたらそのままゾンビ化出来ると考えていた方が良いよ、だって君の近くにいた俊敏性犬はこっちの手の中にある」


と言った。

それを聞いて望は


「大丈夫だよな? こいつ逃げたりしないよな?」


と言うとゲズアゾは


「大丈夫だ、鍵もあるしちょっとやそっとで壊されることは無いだろう」


と言った。

望は


「……フラグじゃないよな? 今のは?」


と言った。

ベイエーンは


「……フラグかもね」


と言って少し笑っていた。


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「くう!!」


とレアズは激痛を我慢しながら走っていた。


「とにかく、ゲズアゾ様に報告を」


と苦しそうにしながら走っていると


「あ」


とドアが開いていた。

レアズはそのまま部屋に入ると


「おお、レアズちゃんだ」

「本当だ」

「うむ」

「お、役立たずのお帰りだ」


と言って4人が見ていた。

レアズは


「!! ゲズアゾ様! 希咲です! 御気を付けを!」

「はあ? お前なア……こいつの夢はゾンビ化だ、こっちの言う事を聞いてもらう事になってるんだ、失礼な事は止めろ」


と呆れたように言った。

ベイエーンは


「ふむ、大丈夫よ、レアズは悪くない……頑張ってる」


と言ってレアズの頭を撫でた。

エイズアは


「まあ取り敢えずはこいつを皆に鉢合わせてゾンビ化させれば何人かは殺せると思うのでレアズが案内してくれる?」


と言った。

レアズは


「え……あ……はい」


と戸惑いながら言った。

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