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354Dead『ゲズアゾの部屋』

望は


「で? どこにいるんだよ、そのゲズアゾは?」


と何となく質問した。

するとエイズアは


「まあもう少しだから」


と言って歩いていく。

すると


「お! あったあった!」


と言って1つの部屋を指さした。

望は


「ここが?」


と言ってその部屋を見る。

ベイエーンは


「そうよ! ここにゲズアゾ叔父さんはいるわ!」


と言って


「叔父さあああん!」


と言ってドアを開けた。

ゲズアゾは


「ひ! ベイエーンか……アンジェリスの死体は?」


と聞くとベイエーンは


「それはまだだけど……良い奴連れて来たヨ!」


と言って二カッと笑う。

ゲズアゾは


「あああ!! 良い奴! 誰だよ! アンジェリスを逃しておいて!! ひいいいひいいい!!」


と変な声を上げながらキレている。

そして、


「へえ、ここがゲズアゾさんの部屋か……」


と言って望は入ってきた。

ゲズアゾは


「ひひっひっひ、まさかこいつとは……まあいい、さっきレアズのミスをイライラしていたから怒ってたんだが……こいつを先に手に入れたならば良い!」


と言って寧ろ喜んでいた。

そして


「では入ってくれ……お茶でも用意してやる」


と言ってゲズアゾはお茶飲みを渡した。

そして、


「では、君はゾンビになりたい……それで良いんだな?」


と言った。

それを聞いて望は


「そうだよ、だけどどうやって? どうせ薬でも意識のあるゾンビ化でしょ?」


と聞くとゲズアゾは


「大丈夫だ、お前用のゾンビ化薬がある」


と言った。

それを聞いて望は


「へえ……」


と少し上の空で言った。

それを聞いてゲズアゾは


「お前がそんな反応をすると思ってちゃんと実験する相手もいる……これでお前もゾンビ化だ」


と言った。

それを聞いて望は


「ほほう、いたせり尽くせりではないか!」


と言って喜んだ。

するとゲズアゾは


「代わりにそのゾンビ犬頂戴よ」


と言った。

それを聞いて望は


「どうぞどうぞ! こんなので良ければ!」

「がうう!!」


と俊敏性犬は呆気に取られていると


ガシャアアン!!


「がうん! ガウン!! gっがああああう!!」


と檻を開けようと噛みつくが。


「ふむ、ダメだゾ、そんなのでは開かない……決してな……ひっひっひい!!」


と笑う。

俊敏性犬は


「グルルルる!! があうう!!」


と何度も噛み付き諦めていなかった。

望はニヤッと笑いながら


「もう終わりだな……ヒャッハハハハハハ!!」


と俊敏性犬を見て笑った。

エイズアは


「これ……望が悪役に見えるね……私の甥なのに……」

「そうね」


とその言葉にベイエーンは頷いた。

そして、


「では実験室へと入ろうか?」


と言ってゲズアゾは別の部屋に案内した。

そして、そこには


『いやああああああああああああああ! 出してええええええええええ! 出してええええええええええ!』

『ヨウミャ!! ヨウミャ!! 糞! 彼女を離せ! 出してやるんだ!』


と叫んでいた。

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