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35Dead『知恵を振り絞る』

瑛代たちはクリーチャー型ゾンビ睨みつけていた。

クリーチャー型ゾンビは舌を斬られながらも再生させて


「グガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


と言いながら舌を伸ばしてきた。

瑛代の方に舌が伸びてきて


「ク!!」


と言いながら近くにあった鉄パイプを持って


「オラアア!!」


と言って舌を殴り付けて受け流した。


「ガアアアアア!!」


と言って舌を何度か伸ばした。

しかし


「ラア!!」


と瑛代は舌を再び殴って受け流す。

そして他の皆と一緒に少しずつ移動していく。

クリーチャー型ゾンビがいる扉以外逃げ道はないため何とか隙が出来るのを待っている。

するとクリーチャーは


「ガアアアアアアアアアアアアア!!」


と叫んで下の攻撃を止めた。

そして、爪を伸ばして襲い掛かって来た。



「京! 今!!」


と言って瑛代は京に指示を出す。


「了解!」


と言って皆は目と耳を塞ぐ。

すると京はある物をクリーチャー型ゾンビに投げつけて同じように目と耳を塞ぐ。

すると


キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!


とすさまじい光とすさまじい音と共にクリーチャー型ゾンビを怯ませる。

そして光が収まった瞬間


「行こう!!」

「「「「はい!!」」」」


と言って皆クリーチャー型ゾンビが前に移動したこと出口から出るためのスペースを作ることが出来た。

その為何とか皆は走り出す。

そして、何とか出口を通って逃げることが出来た。

瑛代は


「逃げ遅れてないよね!」


と他の皆に問いかけた。

4人は


「「「「もちろん!」」」」


と言って瑛代を安心させたが

すぐに恐怖が出た。


「グロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」


と奇声の様なクリーチャー型ゾンビの声がする。

後ろを振り返るとクリーチャー型ゾンビが追いかけて来た。


「ウワアアアアアアアアアアアアア!! キタアアアアアアアアアアア!!」

「やびよ!!」

「逃げろ逃げろおおおおお!! ヒャアハハハハハハハハハ!!! 死ぬぞ死ぬぞおおおお!!」

「奈々子ん!! どうしてテンション高いの!!」


と奈々子だけがなぜか狂ったように笑いながら逃げていた。

加奈は


「奈々子ちゃんはスプラッター系が大好きだから自分を含めてスプラッターが入ると思うとテンションが上がるんだよ」


と説明した。

それを聞いて京は


「それ大丈夫なの!! 裏切ったりしない!!」

「大丈夫! そこの良識はあるから!」


と加奈が説明をする。

瑛代は


「皆! 扉があった! そこには入っちゃダメ!」


と言った。

それを聞いて


「な! 何で!!」


と加奈が聞くと


「扉だけ開けたら右の道に逃げて!!」


と言った。

そして瑛代は


「今!」


と言ってすぐに扉を開けて皆と一緒に右の道へと走った。

すると


「ガアアアアアアアアアアアア!!」


と言ってそのままクリーチャー型ゾンビはすぐには止まれなかったのか開いた扉に突っ込んで大きさのせいか抜けないでいた。

それを見て京は


「さすが! 瑛代ちゃんさすが!!」


と言って頭を撫でる。

そして


「あの通風孔の中に!!」


と言って走りながら瑛代は言った。

すると京は


「僕に任せろ!」


と言って瑛代がジャンプ台になって京を


「ウラアアア!!」


通風孔へとジャンプさせた。


「ラアア!!」


と京も叫びながら通風孔に捕まり通風孔の蓋を


「フン!!」


と言って体重を重力で下して


ガン!!


と開ける。

そして、自分が蓋ごと落ちる前に指を突っ込んでよじ登った。

そして


「皆!! 捕まって!」


と言って足でぶら下がりながら皆を掴んで通風孔へと入って行った。

そして


「瑛代! まさか蓋ごと?」

「ちゃんと持ってきた! 閉めるよ!」


と言って通風孔を閉じる。

そして、クリーチャー型ゾンビは


「ガアアアアアアア!!!」


とやっとつっかえていた体を引き出して瑛代たちが逃げた方を見たが誰もいなかったことに気づき。


「ガガアガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


と地団太を踏むようにしていた。

瑛代は


「今のうちにあいつから距離を取るよ!」


と言って通風孔を使い逃げ始めた。


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