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331Dead『ヘリコプター』

研究所へ向かっていく。

ヘリコプターを使って

望は


「よくもまあこんなに物資を使えるよなあ」


とぼやいていた。

するとアンジェリスは


「まあベナさん機械工学にも詳しいみたいだし」

「あの人人体実験だけだと思ってたんだけど」


とその言葉に普通に驚く。

すると奈々子は


「ぶうh!! まさかの手作り! また学ばせて貰おう!」


と嬉しそうに言った。

望は


「また何に使うつもりだよ……その知識」


と言うと奈々子は


「いや、当然スプラッター映画に」


と言うと望は


「スプラッターにヘリっているの?」


と聞いた。

奈々子は


「いや、いるに決まってるじゃん……ヘリの回転している部分に人が突っ込んでけたたましい悲鳴を上げながら仲間たちの目の前で死んで行くシーンとかに!」


と呆れながら言い返される。

望は


「ヘリコプターはそんな使い方ではありません! ちゃんと学を学びなさい!」


とキレるが奈々子は


「私の方が望より成績良いもん!」


と言うと望は


「成績の問題ではありません! 人間的物の使い方についてです! 普通に分かるだろうがい!」


とツッコむと奈々子は


「じゃあ望が今このヘリコプターの羽に巻き込まれてくれるなら」


ととんでもない事を言って


「ああ! 分かったよ! 巻き込まれてやるよ! 行ってやるよ!」


と言って勝手に窓を開けた。


ブオオオオオオオオオオオオオオオオ!


と風が当然入ってきて


「望うううううううう!! 何してるのおおお!」

「羽に巻き込まれるんです! 邪魔しないでください!」

「何が羽に巻き込まれるだ! 止めろおおおおおおおお!」


と言ってレベッカは望にキレる。

ナーマナは


「奈々子様も望様をたきつけないでください!」


と注意をする。

奈々子は


「なんだ怖いのか! 口だけか!」

「こいつらが邪魔しなければ行けてますうう! 舐めんじゃねえええ!」


と子供の様に望と奈々子は喧嘩していた。

すると


『久しぶりだなあ……お兄ちゃんと奈々子が喧嘩するの」


と誰かが言った。

ナーマナのポケットに何か機械が入れられていた。

そして、それを取り出すと


「瑛代様! これはいったい!」

『お兄ちゃんと奈々子は絶対に喧嘩になると持ったから持たせておいた! サプライズ成功! ここでどうなるかは私も見ておくので!』


と言っていた。

それを聞いて光子は


「瑛代様! 嬉しいです!」


と満面の笑みを浮かべる。

そして、


『では! お兄ちゃん! 喧嘩はダメ!』


と言うと



「うるせえ! 瑛代!」


と文句を言った。

奈々子は


「でもこいつがヘリの羽に巻き込まれない!」


と文句を言った。

瑛代は


『こらこら、奈々子、今回はお兄ちゃんが死ぬんじゃなくて! 他の死ぬ奴等を見て学ぶんでしょ! それにお兄ちゃんといれば確実に人は死ぬ、それは言える」


と言った。

すると奈々子は


「ならいい」


と言ってその場で騒いでいたのが嘘の様に消えた。

だが


「うるせえ! 俺はここからヘリの羽に移動させて貰う! 君達で勝手にしてくれたまえ!」


と言って依然とヘリから羽に移動する。

他の皆が押さえ込んで止めた。

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