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328Dead『報告漏れ』

望は


「そもそも何でゴキブリが……俺あいつ等操れはしないが寄せ付けないことも出来るって瑛代から聞いたんだけど?」


と明らかにイライラしながら聞いていた。

ベナは


「そりゃ私があんたが持って来たゴキブリ達を改良したからだよ……変にそういう者に出会って襲わなかったら困るから」


との理由であった。

望は


「ああそうですか……」


と少しムッとしながら言った。

するとアンジェリスは


「取り敢えず他の人には危害はない?」


と聞くとベナは


「ここに被害にあっていな人達がいまーす」


と言って全員その部屋にいた。

すると剣子は


「ああ、私ちょっと外に出て数匹斬った、訓練になってよかった」


と言われた。

ベナは


「ごめん……いつもの事でつい」


と言った。

和子は


「気を付けようよ……さすがに安直すぎるよ……」


と注意を受けた。

望は


「ちょっと待て……俺の時はそんなに言わないが何で剣子の場合は……」

「あんたは死のうとしてるし」


と言われた。

望は


「だったら放って置けよ!」


と文句を言うが放って置かれて


「さてと……次の研究所の話でもしようか」


とベナが話した。

望以外はかなり真剣な表情になった。

そんな時


「ああ! そうだ! 私も研究所に行く!」


と奈々子が突然叫び


「分かった分かった静かに」


とアンジェリスに頭を撫でられた。

奈々子は


「望も行くよね」

「まあ行くけどこの会話いる?」


と本気で聞かれる。

そしてベナは気を取り直して


「ゲズアゾのいる研究所に行って貰うわ」


と言った。

それを聞いてアンジェリスは


「結構奥の方行くねえ……」


と言った。

それを聞いてレベッカは


「確かに……聞いたことあるけど難関じゃない?」


と言うとベナは


「でもそこを落とせばかなりこっち側が有利になるわよ……さすがにベルゲザズまでは行けないとはいえ……」


と言った。

奈々子は


「そりゃ行くでしょ! 楽しそう!」


と言った。

それを聞いて和子は


「そんなにヤバいの?」


と聞くとアレックスは


「俺も聞いたことがあるけど……軍隊でも侵入は苦しいって聞いた」


と少し頭を抱えて言った。

望は


「……それ無理じゃね? 今度こそ皆でゾンビになろうぜ!」


と言った。

ナーマナは


「私はゾンビ化させて貰ってますが?」

「あ! 私も!」


と言った。

ベナは


「取り敢えず瑛代から治療薬も研究してって言われてるけど……それは良いの?」


と奈々子に聞いた。

奈々子は


「うん、それはお願い……戻りたい人もいるし、それは自由って言うのが瑛代の法律だから」


と話すとアンジェリスは


「まあベルゲザズの法律は上級な人間は人間のまま金を取って搾り取った後にごみの様に捨てて家畜として利用するって聞いたけど」


と言った。

望は


「本当に詳しいな……内通者じゃねえのお前?」


と言うと奈々子以外からリンチを受けた。

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