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313Dead『実験の』

望は


「取り敢えずはあの失敗した少女を調べたら?」


と言うと奈々子は


「さっきの男の声も欲しいい! 凄く欲しいい!」


と言ってベナを揺らす。

ベナは


「仕方ない……音声」

「ハ!」


と一人の研究者が音を流す。

そして


「ああああ!! よくもおおおおおおおお!! かえええせえええ!!」


と涙を流しながらケースを手で血を噴き出しながら叩きつけていた。

奈々子は


「あああ……良い悲鳴……最高……」


と言ってその表情をじっくり観察していた。

そんな間にベナは


「私はあの少女の体がどうなっているかを確認するわ」


と奈々子に伝えると奈々子は


「ああ、この声を聞きながら手伝う!」


と言った。

ベナは機械を弄ってケーズの頭上から手の様な機会が現れて少女の遺体を弄っていた。


「貴様あああああああああああああ!! 俺の娘はお前の玩具じゃないんだぞおおおおおおおお!!」


と呻きながら男は吠える。

望は


「ふむふむ、なるほど」


と言ってぐちゃぐちゃ弄っている死体を見て


「うむ、分からん」


と言って自分の理解度に納得していた。

奈々子は


「ほほう、聖草を使って戻したと思ったけど……少し再生しつつあるね」


と言った。

ベナは


「確かに……千切れたはずの体が徐々に移動して体に引っ付こうとしてる」


と話していた。

望はよく見た。

すると


「うむ、微妙に動いているようには見えるけど……分からん」


とやはり理解できなかった。

ベナは


「やっぱり草で戻すことが出来たからゾンビの時みたいな再生能力はないみたいだけど……どうして爆発したんだろうか?」


と疑問を持った。

奈々子は


「取り合えずその少女の血液を採取して確認したら?」


と聞くとベナは


「それはとっくに採取した上であのエキスを入れたんだけど……やっぱり生きている体に入れる場合は少し濃度を考えた方が良いのかしら?」


と言った。

奈々子は


「?? どういう事?」


と聞くとベナは


「いや……爆発まではしないんだけどゾンビに合わなくていきなり心停止をすることもあるの……それでもゾンビだから過ぎに心臓の鼓動が始まって問題はなかったんだけど……」


というと


「なるほど……爆発した少女には何かあったってこと?」


と聞いた。

ベナは


「そうね……たまたま実験として捕まえたゾンビに何が起こったのか……いったいどうすれば元に戻るはずだったのかを改名した方がいいわね」


と言うとそこのはアンジェリスがいた。

ベナは


「ううおお!! いつから!」


と言ってびっくりしていた。

アンジェリスは


「気になったから来た」


と言った。

それを聞いて奈々子は


「取り敢えずあの男に少女の血を与えて見れば?」


と言った。

それを聞いてベナは


「それはしないわ……貴方がそういうのに今日意味があるのは知ってるけど……こっちは助けるという名目で研究は行ってるからそれはしないわよ」


と言った。

それを聞いて奈々子は


「そうなんだ……なら仕方ないかあ……」


と諦めた。

それを聞いて望は


「とにもかくにもお前等が何を言ってるのか分からん」


と言ってその場で寝そべった。

奈々子は


「望……取り敢えず中に入って……ゾンビになれるかもよ」


と言った。

それを聞いて


「了解」


と言って中に入った。

ベナは


「え! ちょっと!」


というが望はドアを開けて勝手に入った。

奈々子は


「鍵は開けてあるよ」


と言って鍵を持って我が物顔をした。

ベナは


「ちょ! 出なさい!」


と言ってケースのドアを開けようとするが奈々子は


「はい! 閉めた!」


と言って鍵を掛けた。

それを見たベナは


「えええ!!」


と言って鍵を取り返そうとするが奈々子は全く動じずベナを押し倒した。


「うお!! つよ!」


と言ってその場で倒れる。

望は


「うむ、本当に臓器が動いているな」


と言って確認した。

そしてその血を手に触った。

望は


「ううぇ!! 何か虫を触っている気分だ!」


と言ってすぐに手を引いた。

望は


「うーん……噛まれる様子はないなあ……ちょっと舐めてみるか」


と言って味見をする

ベナは


「こらああああああああああああ!!」


と怒るがもう後の祭りであった。

アンジェリスは


「あいつはあ……」


と言って頭を抱える。

ベナは


「まあ取り敢えず最終手段俊敏性犬の血液を使う事で何とかなるけど……全く」


と言った。

望は


「……まず」


と言って物凄く顔色を悪くする。

アンジェリスは


「どう? 体の様子は?」


と聞くと望は


「……別に……特に」


と言った。

そして、奈々子は


「取り敢えずあんたの血も調べよう! 望!」


と言って手招きする。

望は


「……はい」


と言ってケースから出た。

いつの間にか鍵は開けていたようだ

そして


「体の血液調べようぜ!」


と言って笑っていた。

望は


「うむ、これからゾンビになるかもだし……調べてくれ」


と言った。


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