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310Dead『出発の戻り』

瑛代は


「分かった……では用意する」


と言って電話を切った。

アンジェリスは


「マヨネーズあるの?」


と聞くと瑛代は


「まあ作れるっちゃ作れるよ? 材料はある、卵と御酢とレモン汁とオイルと塩コショウは用意できるし手順もマニュアル化すれば大量生産は出来る」


と言って京に頼んでいた。

望は


「で? 次にどこに向かえばいいんだ? どうせ俺が文句を言っても無理矢理連れていくくせに」


と言った。

瑛代は


「まあそうだね……それにお兄ちゃんは一緒について行った方が死のリスクが高くなるからいいんじゃない?」


と言った。

それを聞いて望は


「いや……寧ろ安全な場所に居座っていきなり襲ってくるしに立ち向かうことも出来ずただただ死んで行くパターンを想像していた」


と言った。

それを聞いて瑛代は


「糞……そっちを考えていたか……まあいい、それなら無理矢理」

「さっき俺が言ったから」


と言って言葉を止める。

望は


「でもネタ切れだ……さすがにどうすればいいかも悩んでいるところなんだよ」


と悩みを打ち明けた。

すると瑛代は


「なら死亡フラグを立てれば良いんじゃない?」


とアドバイスした。

それを聞いて望は


「ほほう、死亡フラグとな」


と興味を持っていた。

瑛代は


「まあまあ、その話はあとで」


と言って話を置いて瑛代は皆に


「次の行き先はベナさんに聞いてね、そして帰ってきたらまた私に報告してほしんだけど?」


とアンジェリスたちに言った。

6人は


「「「「「「分かった」」」」」」


と言って返事をする。

そして、


「では! 行ってらっしゃい!」


と言って車に乗せた。

望は


「ねえ! 死亡フラグは!」


と言うと瑛代は


「この紙を」


と渡した。

そして、


「ナーマナ、一緒に行くように」

「かしこまりました」


と言って

車に乗る。

望は


「え?」


と困惑する。

ナーマナは


「だって私は貴方にお遣いすることになっていますので」


と自分の仕事をしているだけと言わんばかりの表情になった。

そして、望は一通り紙に書かれている内容を読んで。


「はあ……なるほどねえ……見たことのある内容が多いなあ」


と言って考えていた。

アンジェリスは


「確かにそうねエ……取り敢えず次は頑張れば良いんじゃない? こっちはあんたの勝手な行動で良い方向へと進めば万々歳だし……死にたいなら勝手にどうぞ」


と言ってそのままポテトを食べた。

望は


「旨そう……」


と言うとアンジェリスは


「まさかだと思うけど……私の食べ賭けを美味しそうって言ったんじゃない?」


と言うと望は


「ごめん、俺リアルにはもう興味ないんだ」


と少し寂しそうな表情になる。

アンジェリスは


「ごめん」


と謝った。

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