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306Dead『全生徒前公開』

そして、瑛代は加奈にコンタクトを取ってある者から色々と情報を取った。


「あったあった! これこれ!」


と言ってその音声には


『いやああ……俺も人のこと言えないけど! 俺の息子も俺の子なんだなあ……俺と同じようなことをしているらしいよ! まあこれぞ俺等の特権というものだろうな!』


という言葉を聞いた。

それを聞いて瑛代は


「ふむふむ、あの不良少年の生徒会長としての器を消す事は出来そうだ……後は……誠子! どうそっちは!」


と言うと


「ああ! 大丈夫大丈夫! 学校中の監視カメラに引っ掛かったよ!」


と言ってある映像を流す。

そして


「ほほう、先生とはいえこれはねええ」


と言って瑛代はニヤ着く。

そして

生徒会長の演説と応援演説の日

瑛代は不良の演説の際に


「私は真田先生のお陰で勉学に励み! テストでは高得点を取りました! さらには今までの行為を反省して一人の人間としてこの学校の生徒達の為に役に立とうと思います!」


と言った。

そして、彼を支持している不良達は


「いいぞ! 生徒会長!」

「お前の勝利は確定だああ!」


と言ってざわつく。

他の生徒は


「こいつらうるせえ」

「黙れよ……こんな時ぐらい……瑛代さんの演説まだか?」

「何か真田にダメって言われて入れなかったそうだぞ?」


と言った。

それを聞いて


「ええ? アイツおかしいんじゃね」

「何でも兄貴がカンニングの疑いといちゃもんを付けたみたいだ」

「屑じゃん」


と悪い噂が続く。

そして、卓夫の演説が終わり応援演説の際


「皆さん聞いてください! こいつの父ちゃん援助交際!」


とフードを被った不良が大声で言った。

それを聞いて生徒と教師はざわつく。

それを聞いて卓夫は


「は! はああ! ふざけるな! お前なんだよ! 俺の応援演説するんじゃねええのかよ!」


と文句を言った。

するとフードを脱ぐとそこには


「やあ! 瑛代ちゃんだよ! お前のせいで生徒会長の座を落とされた!」


とニヤ着く。

すると卓夫は


「はあ! お前! そういう事をすればどうなるか分かってんのか! でっち上げて相手を貶めるなんて! てめえは屑だ!」


と文句を言うと瑛代は


「では! VTR!! どうぞ!」


と言ってモニターに何かを写す

そこには最低な絵があった。

そこには生徒会長卓夫と他の生徒が女子生徒の心を壊す行いがあった。

卓夫は


「う! 嘘だ! 皆騙されるな!」


と言った。

真田も


「そうだ! こいつがそんな事をするわけがない! アイツはあの希咲望の妹だ! 騙されるな!」


と言った。

望の隣の男は


「どんだけお前嫌われてんだよ……寧ろいじめだろ」


と言った。

望は


「え? 今なんか言ってた? 何か聞いてないんだけど?」


と言った。

隣の男は


「ああ……うん」


と言って黙った。

そして、


「それでは! 真田先生も行きましょうか! お前の教育理念だ!!」


と言って再VTRを流した

そこには推薦で脅した真田と卓夫と不良グループが犯罪をしていた。

すると


「あれは……俺の……」


ともう一人の立候補者が泣いて見ていた。

彼女は


「うううう……ごめんなさい……ごめんなさい」


と言って泣いていた。

瑛代は


「ごめんね……でもこうするしかなかった……全部真田の責任」


と言った。

それを見ていたもう一人の立候補が


「いや……気付けなかった俺が悪かったんだ」


と言って泣いていた。

そして


「先生……原田卓夫、話がある」


と校長からお声が掛かる。

2人はそのまま連行された。

そして、すぐさまビデオを止めた。

他の性とも打ち震えて泣いていた。

他にも知り合いを襲われた人がいたようだ。

当然移された人たちはその場で気絶していた。

そして瑛代は


「では……生徒会長はどうします?」


と聞いた。

すると


「僕がやる価値はない……一番近くにいた人の苦しみにも気づけなかった……君のやり方は強引だが……正しかっただろう」


と言ってその場で瑛代の生徒会長は決まった。

肖像権などは問われなかった。

他の生徒は皆の前で写されたことでショックを受けて精神的に病んだ。

しかし、それ以上に親たちはそれを起こした教師と卓夫を恨むので精いっぱいだった。

そして、他の女子達は瑛代から許可を上げていたといっていた。

一応は瑛代は自分の票が下がらないようにその手順んは忘れていなかった。

そして、真田と卓夫は目でたくゴミになった。


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「ていうのが真相だよ?」


と言うと加奈は


「まあ……お前も屑だが……先生よりマシだと思うぞ?」


と言った。

望は


「何を言ってるんだ! 瑛代は先生の平穏を奪ったんだぞ! 今までバレずに成績を盾にする日々を送れたかもしれないのに! それを瑛代は無慈悲に奪ったんだ! それを被害と言わず何だというんだ!」


と言った。

加奈は


「犯罪者だと思うよ?」


と言った。


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