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278Dead『解放』

マスクの者は


「この糞共があ! サッサと言う事を聞きやがれえええええええええ!!」


と言ってあるボタンを押した。

しかし


「やだああ……もう……yだあああ」


と強制で動かしているはずの手が震えて思うようにならなかった。

マスクの者は


「ふざけるなああああ!! 貴様等自分がやった罪を放棄する気か! 糞共があああ!


と叫びマスクの者はより強力な電磁波でクリーチャー達に命令を送る。

そして


「ききたづ……たづ……キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」

「危ない! 避けろ!」

「何!」


ズシャ!


「うぐう!」


と一人の騎士が体を斬られた。


「あががああああああ! 何かガアアアアア!! いだあいいいいいい!」


ともがき苦しみ


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


ゾンビ化した。

ラダーは


「糞!」


と言ってゾンビ化した仲間の首をすぐさま斬り落とした。

マスクの者は


「ハハハ! 自分の仲間を惜しみなく切り捨てるとは! 貴様等も同じ目に合うんじゃないのか?」


と言って他の騎士達を笑う。

しかし、


「そんな言葉には乗らないぞ」

「そうだ、それに我々はゾンビ化するぐらいなら斬り殺された方がマシだ! 貴様等みたいな化け物にはならん!」


と睨み着ける。

マスクの者は


「ほう! ならばさっきの騎士は化け物になったと! つまりこのクリーチャーの攻撃を貰えば貴様等も恥をかいて死ぬってことだ!」


と煽る様に言った。

それを聞いて他の騎士達は


「貴様ああああああああああああああああ!」

「騎士を愚弄する気かああああああああ!」


と怒鳴りマスクの者の襲い掛かる。

しかし


「アルマ! 行けええ!」

「いや……だ」

「黙れ! この役立たずが!」


と言ってボタンを押しながらクリーチャーの足を蹴とばす。


「いだい……いだいよ……やめで……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


と叫びながら攻撃をさせられる。

他の騎士達は避けながら


「いけええ!」

「斬りかかれええ!」


と言ってアルマの足を


ブシャ!


と斬った。


「あがやああああああああああああ!!」


と悲鳴を上げる。

それを聞いてマスクの者は


「おい! ジェシカ! ライド! お前等の大切は姉が斬られたぞ! 奴らにし返ししたいと思わないか!」


と言った。

それを聞いて二人は


「「キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!」」


と奇声を発しながら先程アルマを斬った騎士達に襲い掛かる。

ラダーは


「惑わされるんじゃない! お前達はもう苦しまずに殺してやりたいんだ! 解放したいだけなんだ! そいつの口車に乗るんじゃない!」


と呼びかける。

しかし


「聞いたか! お前等と共に姉を殺すそうだ! 生きていたいよな! どんな姿でも! 姉を守りたいもんな!」


と言って誘惑する。

2人は


「「ああああ……ああああああ」」


と動きな鈍くなりながらも攻撃を続ける。


「あああああああああああ!」

「糞いやだ! わああああああああああ!」

「ぎゃあああああああ!」


ドシャ! グシャ! ザグウウウウウ!


と騎士達はどんどんと斬られて人数が減る。

それを見てマスクの者は


「そうだ……それで良い……」


と言ってマスクからでも分かるぐらい酷く邪悪な雰囲気を漂わせる。

ラダーは


「大丈夫! 大丈夫だ! お前等はもう苦しまなくていい! それに君達の大切は人達を殺して君達を苦しませた者の言う事を聞いて本当にいいのか! 君達はそれでいいのか!」


と呼びかける。

2人は


「「嫌だあああああああ! お……ねえちゃん……助けるうう!」」


と呻くように言った。

その時であった。



「やめ……て」


と弱々しい声がする。

アルマの声であった。

2人はそのクリーチャーの方へと目をやる。

そして


「終わらせる……こんなことは……あいつの……思い通り……にはさせては……ならない」


と言う。

マスクの者は


「何を言っているんだ! 言う事が聞けないのか!」


と言って鞭を取り出して叩きつける。


ペシイイイイイイイイイイイイイイ!


「う!」

「「おねえ……ちゃn」」


と二人は辛そうな声で言った。

アルマは


「やって……」


と言った。

ラダーは


「……分かった」


と言った。

それを聞いてアルマは


「ありがとう……二人……共……覚悟を……最後まで……人間として……レードと……トーラスに……恥ずかしくない……様に」

「黙れええええええええええ! 黙れえええええええええ!」


と言って鞭を使って


ペシイイイイイイイイイイイイイ! ペシイイイイイイイイイイイイイイ!


と叩き続ける。

ラダーは


「もう……君達を苦しめる事は止めさせる」


と言った。

マスクの者は


「糞! こうなったら!」


と言ってジェシカとライドのボタンを使って


「騎士共を殺す!」


と言ってボタンを押す。


「「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ」」


そう叫んでラダーと共に他の騎士を襲う。

ラダーは何とか避けた。

だが


「ああああああああ!」

「うがああああああああ!」

「ぎゃあああああああああああああ!!」

「ぐあああ!」


とラダー以外の騎士は全て殺されて


「「「「「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛v」」」」」」


とゾンビ化する。

アルマは


「う!」


と支配から何とかこらえながらゾンビになった騎士達を


ズバアアアアアアアアア!!


と一気に斬り殺した。

マスクの者は


「この役立たずがあああああああああ! 何をやってるんだあああああああ!」


と怒鳴るが


「くらえ!」


と言ってラダーは一気に


ズバアアアアアアアアア! ズバアアアアアアアアア! ズバアアアアアアアアア!


とアルマ、ジェシカ、ライドクリーチャーをバラバラに斬った。

破片が再生しようとするがコアのような物が見えたのでラダーはそれをすぐにそれを


ズバン!


と壊した。

マスクの者は


「そんなああ……まさかあああ……」


と震えながら


「ああああああ!!」


と逃げるが


「逃がすか!」


と言ってそのままマスク事斬り付ける。

何とか頭を避けて死ぬことは無かったがマスクが取れた。

ラダーは


「やはりお前か……この下種野郎……」


と睨みながら


「希咲望!」


と言ってそこに映る者をに向かって言った。

それを聞いて望は


「糞共が! ふざけるなよ! お前等なんかに! お前等のような偽善共に!」


と泣きながら指を差す。

ラダーは片腕だけで


「この片腕が残って良かった貴様に止めを刺せる」


と言って頭を真っ二つに斬り付けた。


「dば!!」


ブシャアアアアアアアアアアアアアアアアア!


と血を噴き出しながらその場に倒れ込む。

そして、ラダーは


「ラザーナ姫……仇は取りました」


と言って後ろを向いた。


グシャ!


「!!」


とラダーは背中に激痛を感じる。

すると


「ふむふむ、なるほど……これが仇を取った時の人間の表情か」


と望とは違う声がする。

ラダーは後ろに振り返ると


「ああ! 勉強になったよ! わざと感情をコントールしてクリーチャーから最後の人間としての理性で抗う瞬間も! それを手助ける騎士共の正義感! 解放してやろうと思う思い! 全てが勉強になった! これこそ物語に必要な要素! 只のスプラッターじゃ受けない! やっぱり物語ありきなスプラッターじゃないと!」


と歪んだ笑顔でいる少女がいた。


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