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268Dead『指導者』

瑛代は


「で! お兄ちゃんにお願いがあるんだけど!」


と言った。

それを聞いて望は


「うん、そんな感じはしてた……お前が現れてから……」


とゲンナリしながら言った。

それを聞いて和子は


「希咲……」

「「うん? ナニ?」」


と二人共反応した。

和子は仕方なさそうに


「望は妹に関しては勘が良いんだね」


と言った。

それを聞いて望は


「まあ伊達にお兄ちゃんしてないってことだ、こんな特技は欲しくなかったけど」


と言ってゲンナリする。

瑛代は


「私やることがあるからこの国の指揮権をお兄ちゃんに一時譲るよ! よろしくねエ!」


と言って医務室を出ようとする。

だが


「ちょ!」


と言って和子が止める。

瑛代は


「?? どうしたの?」


と聞くと和子は


「kっこっここいつに! まさか何を! うううう! 嘘よね!」


と聞くと瑛代は


「マジだよ」


と言った。

それを聞いて和子は


「ヤバいって! こいつはヤバいの君も妹なら知ってるでしょ!」


と言うと瑛代は


「大丈夫!」


と言った。

和子は


「いやいや! 別の人にお願いした方が!」


と提案するが瑛代は


「お兄ちゃんの方が私理解しているから後々やりやすいの! じゃ! お願い!」


と言って瑛代は医務室を出た。

和子は


「ちょっと待って!」


と言って追いかけるが

そこには瑛代はもうすでにいなかった。

和子は


「えええ……」


と言って顔を引きつる。

望は


「俺の意思決定権はなさそうだな」


と言って呆れる。

そして、望は


「まあ、何とかなるか……」


と言う。

和子は


「tっと! とにかく望はすぐに来なさい!」


と言って無理矢理望を引っ張っていった。

するとレベッカにあった。


「? 望? もう大丈夫なの?」


と聞いた。

和子は


「……あ……レベッカさん」


と元気なさそうに言った。

それを見て望は


「控え寄ろう! リアル! 我はここの指揮者だぞ! 図が高いから土下座しろ!」


と言った。

それを聞いてレベッカは


「何? 狂ったの?」


と聞いた。

それを聞いて和子は


「こいつが指揮権を譲られたのは本当……」


と真っ青になりながら言った。

それを聞いてレベッカも


「……嘘でしょ」


と真っ青になる。

望は


「おい、失礼だぞ」


と言うと和子は


「あんたがどれだけヤバいか理解してる! ふざけないで!」

「そうよ! ちょっとはこっちの気持ち考えてよ!」


とレベッカと共に言った。

望は


「大丈夫だって何とかなるって」


と言った。

それを聞いて和子は


「ゾンビになるとか言っている人間の言葉を信じられないって言ってるの!」


と言った。

望は


「俺だっていやだよ……面倒くさいし……でも言うこと聞かないと本当に面倒くさそうだし……」


と言ってものすごく嫌そうにした。

レベッカは


「で! 瑛代ちゃんは!」

「用事があるって」


と和子の言葉に


「何でええええええええええええ!!」


と言って絶望する。

望は


「大丈夫だって、ちゃんとするから」


と言うが和子は


「信じられない」


と言った。

レベッカは


「それにあんたはゾンビになるんでしょ? ならそんなことしてもいいの?」


と聞くと望は


「もしかしたらゾンビになっても無理矢理戻される可能性もある……だから言う事を聞くしかない」


と言った。

和子は


「それじゃあこれからゾンビになるのもこれから先難しいんじゃ! だって戻されるかもしれないんでしょ!」


と言うと望は


「まあそこは何とか交渉して何とかするしかないかもな……そうじゃないと俺の夢は叶わない」


と言った。

レベッカは


「で……あんた本当に指揮とかできるの?」


と聞くと望は


「出来るかじゃなくて俺がやることに意味があるんだと思う……あいつ俺を遊びでやらせたいとか家族だから身内贔屓しているとかではないと思う……身内贔屓するのは否定しないけど」


と言った。

レベッカは


「つまり、望がリーダーをやることでメリットはあるってこと?」


と聞いた。

それを聞いて望は


「多分」


と言った。

和子も


「そういえば瑛代ちゃん……望だから何をやるか分かりやすいとか言ってたな」


と言った。

それを聞いてレベッカは


「うーん……取り敢えずあんたが指導者で良いけど……何かあったらこっちでフォローするしかないわね……」


と言った。

すると


「……? どうしたの?」


とアンジェリスが現れる。

望は


「俺が指導者になったんだよ」


と言った。

それを聞いてアンジェリスは


「マジで頼んだんだ……」


と呆れる。

レベッカは


「知っ知ってたの!」


と聞くとアンジェリスは


「……知らなかったんだ」


と言った。

和子も


「もしかして私達だけ?」


と聞くと


「どうした?」

「なんだなんだ?」

「どうしたです?」


と剣子とアレックスと光子が聞いた。

そして、3人とも望が指導者になる話を聞いた。

剣子とアレックスは


「「はあああああああああああああああああああああああああ!!」」

「知ってたデス」


と光子とアンジェリスは知っていた。

アレックスは


「本当に大丈夫なんだろうな! お前! 本当に!」

「馬鹿なことは許されないからな! 真剣にやれ! 真剣にな!」


と言った。

それを聞いて望は


「まあ俺が思いつく方法で」


と言った。

すると

レングレラが現れて


「望様……お話は聞いております」


と言った。

望は


「うむ、よろしくな」


と挨拶する。


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