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213Dead『くだらない事』

望は


「おお! なんか気分がマシに! 一体何が! ねえピカ子ちゃん!! ピカっとした先にいったい何が起こったって言うんだい!」


と再び煽る。

光子は


「はあ……取り敢えず光子の力で三半規管を正常にしただけです……生霊を作る力の応用で希咲自身の魂と肉体に掛かった負担を和らげること出来るです」


と呆れながら言った。

望は


「よし、これからは薬でなく、光子による酔い止めパワーを頼るとしよう! 酔い止めを飲むのは光子がいないとことか!」


と言った。

それを聞いて光子は


「光子を上手く利用する人はいっぱいいたです……でもこんなしょぼい事に光子を利用する人間は初めてです……寧ろ呆れるです」


と言って不機嫌になる。

アレックスは


「あれは!! 橋か! あそこを渡ればよくドラマとか漫画みたいに車の通った後は崩れるのがお約束のはず!」


と嬉しそうに期待をする。

そして、車を全速力で走らせて橋を渡る。


ガタガタガタガtガアタア!!


と橋は大きく揺れて


ミシミシミシ!


と嫌な音が鳴ったが通った後は全く崩れる事は無かった。

アレックスは


「おい!! それはないだろうがああ!! これじゃあライオンが普通の通ってくるぞ!!」


と涙目になる。

すると


『ガアアアアアアアアアアアアアア!!』

『グラアアアアアアアアアアアアアアアア!!』


と複数のライオンが橋まで近づいてくる。

アレックスは


「ま! まずい!! 追い付かれる!!」


と言って冷汗を掻きながら車をのアクセルを踏み込む。

すると


「上……開けて」


と言った。

それを聞いてアレックスは


「どうするんだ!」


と言うと剣子は


「いいから!」


剣子はアレックスが車の天井を開けるとそこから飛び出て


「フン!! フン!」


と刀を振るった。

そして


バギイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ! バリバリバリイ!!


と音が鳴り橋が粉々になり車の後ろから崩れ始める。

アレックスは


「え!! 手動!」


と慌てながらそのまま車を走らせる。

そして、橋を越えて


「シャアア!! ライオン共は来ないようだ!! 橋が崩れれば……そうなる……よな……」


と言っていると


「ガアアアアアアア!!」


と鳴き後ろに下がった後一気に入り


ズッパアアアアアアアアア!!


と風を切りながら飛び上がった。

アレックスは


「マジか!!」


と言うとすると


「私の番かな」


と言って拳銃を構えて和子は


バンバンバン!!」


と両前の足と頭を打って勢いを殺してそのままライオンは


ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!


と落ちて行った。

周りのライオンは一気に飛ぼうとするが


「無駄よ」


と言ってレベッカはバズーカーを取り出して


バシュウウウ!!

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!


と爆音と共にライオンの肉片が飛び散った。

そして


「アオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」


とやはり動物の声はする。

それを聞いて


「早く逃げましょう!!」


と言った。

それを聞いてアレックスも


「今全力で走らせている!!」


と言って警戒を怠らずに車のアクセルを全開にして走る。

木々にぶち当たりそうになるが寸前のところで避けていく。

望は


「フン! 無様だな畜生共! 貴様等の哀れな姿は見ものだったぜ!」


と肉片になったライオン共に見下して言った。

それを聞いてアンジェリスは


「あんたは何もしてないじゃない」


と言った。

望は


「それを言ったらお前だって……初期にあった頃の知的美少女キャラはどこへ行った?」


と言った。

アンジェリスは


「はい残念でしたああああ! 私は一応は未だに知的美少女ですううう!!」


と言い返す。

望は


「はあ? お前レイビン家としての知識だけで役に立ってるだけだろ! それ以外では特にじゃねえか!」


と言った。

アンジェリスは


「はあああ! はあああ!! 何言ってるですかああ!! ちゃんとベナさんの研究だって手伝いましたああ!! あんたとは違いますうう!!」


と喧嘩を見て


「うるさい……喧嘩するな!」


とドスの効いた声で和子は注意をする。

アンジェリスと望は


「「すみませんでした」」


と謝る。

アレックスは


「怒らすと怖いのは和子か……」


とボソっと言った。

すると


「アレックスさん、お話……後で出来ますよね?」


と言った。

アレックスは


「……はい」


と返事をする。


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「ブハアア!!」


と一人の騎士が砂浜に上がった。

そして


「糞……あれは何だったんだ……俺にはまだやらないと……果たさないといけないことがあるんだ……」


と言って何とか血を流しながら木陰で座る。


「はあはあ……ベルシャや他の騎士は死んだみたいだ……もう帰れなくとも……ここに連れていかれた彼女を……あの子を探さないと……」


と言った。

彼の名前はガバンド

飛行機に乗りベルシャと共にこのジャングルに入り望を倒すべく志願をしていた。

しかし、彼はもう一つの目的があった。

ガバンドは一人の少女の移った写真を見て


「待ってってくれ……カルメリーナ……必ず君を助け出す……この地獄から」


と言って写真にキスをする。


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