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195Dead『冷静さ』

末子も敦夫も事の事態に気付き始めた。

明らかに死んでいるのではないかと思われる者が普通に歩き始めている。

そして、決定的な瞬間を見た。


「ギャアアアアアアアアアアアア!! 止めろ!! 来るな! 来るな!! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」


という悲鳴と共にその死んでいるのではないかと思われる者に噛まれてその者と同じようになっていく様を、

二人は


「これって……映画で見たことあるような」

「ああ、明らかなバイオハザードだ……まさか本当にこんなことが起こってしまうのとは……」


とさすがに二人は真っ青になりながら光子の手を引っ張りながっら安全な場所へと逃げようとした。

だが、そんな場所が本当にあるのかと言わんばかりにあちこちにゾンビが蔓延っていた。

そんな状態を見て


「どうする! 逃げるにしても食料などをどうにかしないといけないしな……それにここから先武器がないと明らかに死ぬぞ」


と末子に敦夫は言った。

末子は


「ええ……でもどこに……」


とどこに向かえばいいか分からずあたふたし始める。

すると光子は


「光子!! ここから遠い食料と武器が売っている場所も知ってるです! いつも買い物に来ている場所だからです!」


と二人に向かって言った。

末子は


「ほっ本当! 分かったわ!! どっちにしろ私達じゃ何の役にも立たないみたいだわ」


と少し申し訳なさそうにしていた。

敦夫も


「とにかく! 今は逃げなければな!」


と言って光子の案内でとにかく目的の場所まで走り抜ける。

途中で敦夫は


「光子! 大丈夫か! 疲れてないか! おんぶしようか?」


と聞く。

それを聞いて光子は


「ちょっと……疲れてペースが落ちてきたみたいです……ごめんなさいです」


と正直に言った。

光子はこんな状況で嘘をついても迷惑が掛かると思ったのであった。

そして、光子は敦夫の背中におぶられて一緒に走る。

そして光子は


「次のところを右で銃が撃っているです!! 他にも刀とかも売っていたりするです!」


と言った。

それを聞いて敦夫も末子も


「分かった!」

「次ね!」


と言って右へと曲がった。

その途中で


「待つです!」


と言って光子は止めた。

それを聞いてすぐさま二人は止まり光子の目線の方を向く。

そこには鉄パイプが落ちていた。

それを見て末子は


「これ持って行った方がいいんだね! 確かに! 武器屋の店主がゾンビ化していないとは限らないし!!」


と言った。

それを聞いて敦夫も


「それに! ゾンビ化していなくとも! 店主自体が誰かが入ってくる度に撃ってくる可能性もある! 気を付けて行かないとな!」


と言って鉄パイプを拾った。

すると


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


とゾンビが近づいてくる。

それを見て敦夫は


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


と唸りながら鉄パイプを使ってゾンビの頭を叩き割った。

それを見て二人は


「「う!」」


と少し嘔吐く。

敦夫は興奮気味であった為、全く嘔吐かなかったが血を浴びながら


「行こう!」


と言って二人を連れて走った。

そして、何とか武器を打っている店へと辿り着いた。

そして、敦夫は


「じゃ! 開けるぞ!」


と言って三人は覚悟を決める。

そして、敦夫は


「おりゃ!」


と言って足でドアを蹴り破った。

すると


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


とやはり店主はゾンビになっていた。

だが扉を蹴り破ったお陰でドアの下敷きになった。

そして、中からどんどんとゾンビが出ようと


「「「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」」」」」」


と出てきた。

それを見て三人は何と過疎の場所から離れてゾンビが皆離れるまで待った。

そして、ゾンビがどこかへと行った後、店主のゾンビも出てきた。

それを見て敦夫は少し後ずさる。

すると


パキ!


と音が鳴る。

その音を聞いて


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


と3人に向かって襲い掛かる。

そして


「フン!」


と言って敦夫は再び鉄パイプで殴る。

その後、三人は店内へと入る。

すると中にはゾンビはいなかった。

だが警戒しながら中の拳銃と弾をいくつか持って行った。

そして


「今度はあそこか! 食べ物の店か! それも家の様になっている! これならあそこに籠城する手があるぞ!」


と敦夫は言ってそこへと向かった。

その後、同じようにゾンビを倒して何とか家に籠城をすることが出来た。

敦夫は


「ここなら何とか少しぐらいは……」


と言って少し安心していた。


「そうね……でもいつまでもつか……」


と不安そうに末子は言った。

光子は


「でもないよりマシです……」


と不安そうにする。

その後、数週間後やはり食料が不足してしまった。

食べ過ぎたわけではなかった。

しかし、他の食べ物は腐ったりとしてどうしても食べれる状態ではなくなった。

保存食は無かった。

それを見て敦夫は


「仕方ない……やはり保存食を探さないと……」


と言った。

末子は


「取り敢えず……体力がある今の状態で出た方がいいわ……ここの食糧もあと少しは何とかなるし……」


と賛成する。

光子は


「……ごめんです……」


と謝った。

それを聞いて敦夫は


「光子は謝ることではない……ここに入らないと休憩も出来なかったし様子も見れんかったんだから……寧ろあの状況からよく教えてくれたな!! ありがとう!」


と言った。

末子も


「そうよ! あの場だと大抵冷静に判断出来ないんだから! 光子は凄いね!」


と言って頭を撫でる。

そして


「では悲観的にならないで何とか頑張って生き残ろう!」

「「オオオオオ!」」


と気合を入れる。

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