エンドロール。
今和名貴人:息子と遊園地に行った際に息子がさらわれてしまう。めりーごーらうんどと取引を行うが、治療により延命し、一年間昏睡状態で生きる。死亡後、めりーごーらうんどと再開し、異質の者となる。これでもう、救われる事は無い。決して。
今和名貴仁:きひとの息子。デニランドでの殺人に関する報酬のやりとりを目撃した事によりさらわれ、辛い死を遂げる。取引を目撃した観覧車に捕らわれ、悲鳴を上げ続けていた。くこに燃やされて、成仏出来た。
今和名枸杞:きひとの妻で、たかひとの母。この物語唯一の生存者。好きな人のことを恐ろしく感じるようになって、とってもかわいそう。
本郷貫太:いいよね?と聞いて返事が無ければ好きなようにする。この物語で唯一、現実性のある犯罪者であり、その点では最も悪質。
裏野夢地:ハゲデブ全裸の大男。小さい頃のあだなはドリームランド。凶人。親の遺産で自由に暮らしている。デニランドを人攫いの場所として建設した。これまでにも、居酒屋や巨大雑貨屋、お化け屋敷やトンネルなど多数の施設で凶行を繰り返して来ている。ピンポン球的な何かをしゃぶる事が大好き。
ゴム長ゴム男:その世界では有名な猟師であり、漁師。血抜きが大好き。長靴には血が溜まっている。
メリーゴーラウンド:異質の存在。何かに支配され、錆びた槍で腹部を貫かれ続ける。ありとあらゆる街に現れる。正体は不明。隠世の存在。大昔から存在し、未来永劫生き長らえる。多分、仲間募集中。それにはチカヅカナイ方がいい。
廃園理由:人攫いがだんだん噂になってきたんで、見つかる前に廃園とした。
事故:園長がジェットコースター事故に合い死亡している。本当は自殺。人質を捕られ、裏野の言いなりになるしかなかった園長だったが、裏野の残虐行為に耐えきれず、事故に見せかけて自殺した。アトラクションで死人が出れば閉園になると考えた。
アクアツアーの生き物:基本はかっぱのスーツを着た係員がお客さんを脅かしているだけ。たまにゴム長ゴム男が人攫い目的で現れる。閉園してからはもっぱら、ゴム男の仕業。
ミラーハウス入れ代わり:ミラーハウスで息子をさらわれたきひとの姿が噂になった。他にも何人か同じ目に遭った人達がいる。
夢地の拷問部屋:裏野の趣味の部屋。悪行を働く為の鏡貼りの部屋の奥には大きな冷凍室があり戦利品が保管されていた。アクアツアーのトンネルから繋がっている。
観覧車から聞こえる声:かわいそうなたかひとの魂が閉じ込められていた。見える人に助けを求めていた。観覧車から金の受け渡し現場を見た事を後悔していた為、其処に取り憑いた。くこが放火して全てを燃やしてくれたので、成仏することができた。