第8話・・・別れ
ーーー夏休みーーー
あれから3週間たち夏休みになった。
夏休みの初日はあみと遊ぶ事にした。
俺はあの日から毎日あみの事を考えてた
澪「どこ行きたい?」
「どこもでもいいよ〜」
澪「どこでもいいって・・」
「ならカラオケ行って〜ご飯食べてプリクラとる!!」
澪「よし!!今日は俺がおごってやるよ」
「やった〜」
あみは笑顔で俺に抱きついた
俺はドキドキしてた・・・
俺はあの日からクスリを辞めようとした・・
でも・・・・・
3日1回のペースでしていた。
誰にも言ってなかった
俺は最低な男だった・・・・・。
好きな女と約束したのに・・
だから今日はケジメをつけるために、あみと遊ぶ事にした。
周りから見たらカップルだけど・・
今の俺にはあみの彼氏になる資格はなかった。
俺とあみはいつも行くボックスに行った
ーーーカラオケ屋ーーー
「澪何のむ〜?」
澪「コーーラ!!」
「澪ってコーラ好きよね」
俺はあみがジュースを取りに行ってる間に俺は曲を入れて歌った
あみはアユを歌っていた。
澪「ねぇ〜安室ちゃん歌って!」
俺は安室が好きだった
「分かった〜」
ーーー2時間後ーーー
澪「あみ歌うまいよね〜」
「はっ!澪とか歌手並みに上手いじゃん」
澪「まぁね!(笑)」
俺はあみの計画どうり飯を食いに行った
俺はカルボナーラを食べ、あみはペペロンチーノを食べた。
2人はお腹いっぱいになりレストランから出てゲーセンに行った
2人はプリクラ機に入った
「澪もうちょっと近づいてよ!」
俺は恥ずかしくて、あみから離れてた
「何照れてんの!?(笑)」
澪「照れてないし!!」
「顔真っ赤(笑)」
俺は両手で顔をおさえた
澪「あ〜〜〜マジはずい。。。」
「早く〜〜」
あみは俺の手を握り近づけた
それと同時にフラッシュが光った
プリクラを撮り終わったあみの顔は楽しそうだった。
澪「楽しかった!?」
「うん!かなり楽しかったし。。」
澪「良かった〜あのさ〜次は俺に言う事聞いて〜」
「えっ。いいけど何?」
澪「昔行ってた公園行こう」
俺は小さい頃毎日あみと遊んでた公園に行く事にした。
公園に着き2人はベンチに座った
澪「ねぇ今だけ手繋がせて」
「うん・・・・」
俺はあみの手を握り正面からあみを見た
「どうかした・・?」
澪「ちょっとあみに話す事があって」
「何?」
澪「あのね、俺まだ・・クスリ・・やってるんよ。」
「はっ意味分かんない!なんで・・・約束したのに。。」
あみは立ち上がり歩き出した
俺はあみの手を握りベンチに座らせた
あみに話を聞いてほしかった
あみは泣いていた
澪「あのな、俺あみの事本当に好き!!
で、本当にクスリ辞めようと思った・・けど無理だった」
「・・・・・・グスッ」
澪「俺を警察に連れて行ってくれ」
俺が出来る事はこれしかなかった
「え・・・・嫌だよ。。」
澪「でもこのままじゃ俺・・・」
「私も頑張るから一緒に居て!そして辞めたら付き合ってよ。。
約束したじゃん」
澪「もうあみには迷惑かけられないんだよ・・
俺は本当にあみの事スキだよ」
「迷惑なんて思ってないよ。。私も澪の事好きだから」
澪「なら俺のためにも警察連れて行って」
あみは声を出して泣いていた
俺はあみを力強く抱きしめた
俺は明日警察に行く事を決意した
ーーー次の日ーーー
昨日俺はあみを家に送った
あみはずっと泣いていた・・・
そして俺は家に帰りあみに手紙を書いた
今日は警察に行く
あみの家に俺が行くとあみが外で待っていた
あみは昨日泣いてて目が腫れていた
澪「あっついな〜〜」
「そうだね」
あみは元気がなかった。
澪「あみ目腫れたな〜」
俺は優しくあみの目を触った
あみは今にも泣きそうな顔をしてた
澪「泣くなよ〜俺まで泣きたくらるから!」
「うんゴメン」
澪「謝んなくてもいいけど・・行くか!!」
「澪、向こうに着くまで手繋いで。」
俺は優しくあみの手を包んだ
警察に行く途中、翔汰の家がある
翔汰の家に近づいた時人が見えた
そこに居たのは翔汰・鈴乙・秀仁・誠・ありさ・里奈・愛・彩耶香がいた。
「昨日電話したんだ〜」
あみは全員に連絡した。
全員話しはあみに聞いたらしい
翔「お前が決意したんだから頑張れよ」
澪「おう!ゴメンな・・」
誠「謝んなよ〜」
女達は泣いていた
俺達は全員で警察署まで行った
着くと一緒に俺はあみを呼んだ
澪「あみ。俺ちゃんと辞めれるように頑張るから」
「うん!絶対やめてね。。私待ってるから」
澪「・・・・・」
「どうした・・・?」
澪「俺の事・・・待たなくていいよ。
俺の事忘れて好きな奴作って幸せになれ!」
俺は今にも泣きそうだった
「嫌だよ・・」
澪「ダメだって俺を思ってたら幸せになれないし、いつ帰れるか
分かんないから・・・・」
俺はあみを抱きしめ笑顔で好きっと一言いった
俺はこの日から、クスリとあみの事を好きだった事を忘れる事にした
俺の中から、あみの存在はいつまでも消えないと思う
俺はあみに昨日書いた手紙を渡した
俺は歩きだし、歩きながら泣いた
後ろからは皆が叫んでた
あみの声は聞こえず泣き声だけが聞こえる
[あみ幸せになれよ!!!]
俺があみに渡した手紙は。
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あみへ
こんな俺を好きになってくれてありがとう
俺、あみの事沢山なかしたよな・・ゴメンな!
あみが居たから俺は警察に行く事にしました。
もし、あみが居なかったら俺は今もっと危ない状態になってると思うし生きてなかったかもしれない。
俺は本当にあみに出会えた事えお感謝します
俺の本音はね帰ってくるまで待っててほしいよ。
でもね俺を待ってたら、あみが幸せになれないと思うんだ
だから他の人を好きになってくれ!
俺はあみが幸せになっててくれば、それでいいから。。。
あみ、ありがとう。ありがとう。ありがとう
言い切れないほど感謝してます
ずっと俺の隣に居てくれてありがとう
おれ、澪はあみの事を心の奥から愛してます
澪より
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俺はこの手紙を書いてる時泣いた・・
今から新しい時間の始まりだった