第16話・・・迎え
次の日俺は海に行く準備をした
「今日あみ来るのかな・・」
俺はそんな事を考えてると外からクラクションがなった
外に出ると黒い車が一台あった
車には翔汰と翔汰の兄の敦サンがいた
敦サンは俺より4つ上だが友達のように仲がいい
「早く乗れよ」
助席から翔汰が顔を出して言った
「なぁ今から、あみを迎えに行くけどいい・・?」
澪「いや普通にいいけど(笑)・・」
今日はあみも来るんだ〜〜
俺は自分の気持ちを今日から変える事にする。。
あみとは昔の幼馴染の関係に戻ろうと思ってた。。
車を走らせてすぐ、あみの家の前についた
「澪が迎え行く!?」
「澪が行けよ〜〜♪」
敦サンは俺があみの事を好きっという事しか知らなかった
澪「俺が行くよ〜〜♪」
俺は玄関の前に行くとドキドキしてた。。
昔は毎日のように来ていた場所なのに。。
ピンポ〜ン
インターホンを押すと、あみのお母さんがすぐ出てきた
「あーーら!澪じゃない。。どうかしたの!?」
澪「おばちゃん元気そうだね(笑)今日さー海に行く事になってるから迎えに来た!」
「嘘〜〜まだあみ寝てるよ・・?」
澪「マジで!!今10時だよ。。」
「あの子このごろ起きるの遅いのよ。澪起こしてきてくれない!?おばちゃん今洗濯してて」
そう言うと、おばちゃんは走って奥に行った
俺は靴を脱ぎ階段をのぼり、あみの部屋に入った
あみは寝息をたて気持ち良く寝ていた
澪「あみ・・・」
俺はあみの体を揺らした
澪「お〜〜〜い起きろよ!」
「ZZzz....」
あみの寝顔は可愛かった
澪「・・・おい!あみ早く起きろよ。置いていかれるぞ〜」
「・・もう・・ちょっと〜〜」
あみはまだ俺の存在に気付いてないようだった
澪「そっか〜ならお前海に1人で行けよ!」
ーーーガバッーーー
あみは思いっきり起きた
「ちょっと待って・・・よ!!・・・・・澪・・?」
あみはビックリしていた
澪「俺、部屋の前で待っとくから早くしろよ。。遅かったら置いて行くから!」
「分かった〜〜!早く出て出て」
俺は部屋から出てドアの前に座った
・・バタ・バタ・・・・
あみが急いでるのが分かった。。。
ードンッー
俺の背中に激痛が走る
澪「いって〜〜〜〜〜!」
「ゴメン本当にゴメン!!」
あみが急いで出てきたおかげでドアが俺の背中に激突
俺は無言で家を出て車に乗った
「澪あみは?」
澪「さ〜〜〜?」
「えっ〜〜?連れてこいよ!・・・って来たじゃん」
あみは走って車に乗った
「ホントごめんね??怒ってる……よね??」
澪「怒ってないよ。。」
俺はそう言いながら窓を眺めていた
「本当ごめん・・」
澪「分かった♪ならジュースおごってくれたら許す・・かも!?」
「おごるから。。。」
澪「やった〜〜〜〜〜♪♪♪」
俺は海に着くまでずっと1人で騒いでた
「お前今日ウザイ。。。」
翔は俺に冷たくそう言った
敦サンも俺に
「海着いたらかまってやるから落ち着け!」
って言ってきた
「ほんと今日の澪ウザイ!!」
あみまで。。。
俺は皆から言われた事がショックで寝る事にした
3人は笑いながら澪がいじけたなど言っていた。。