第13話・・・香り
澪「誰・・・・・・・・?」
「えっ!?」
その声はまぎれもなく
あみだった・・・
俺はドキドキしてた。
澪「あみ・・?」
「えっっ!澪?」
あみは電気をつけた
澪「まぶし〜って!!電気消せよ〜」
「ごめん。。いつ帰ってきた?」
澪「今日だよ!さっき泣いてたん?」
「ちょっと・・・グスッ・・」
そう言うと、あみはまた泣き出した
あみは部屋を出ようとした
澪「あみ来いよ」
「でも・・・・」
澪「泣いてる女ほっとける男いないやろ・・」
「・・うん」
あみは俺が寝ているベッドに座った
時計を見ると夜中の3時だった
澪「何かあった?」
あみは、おもいっきり泣いてた
澪「あみ・・おいで・・・」
俺は手を広げ隣に寝せるように言った
「でも・・・」
澪「彼氏がいる事は知ってるけど、ほっとけない」
俺は自分でも何を言ってるか分からなかった
あみはゆっくり俺の隣で寝た
俺は泣いてるあみを抱きしめた
大好きだったあみを抱きしめてるのに胸がズキズキした・・
抱きしめて分かった、さっき懐かしかった香りそれは、あみの香水の匂いだった
それで俺は泣いてたんだ。。
でも今あみは・・・
あみ・・あなたは誰を思って泣いてるんですか・・?
ーーー次の日ーーー
俺は寝ているあみから離れ部屋から出た
誰もいなく昨日飲んだ缶だけがあった
まだ翔汰も起きていないようだった
俺はソファーに座りタバコを吸った
翔汰とあみは俺はタバコを吸い終わったぐらいに起きてきた
翔汰はあみがいる事を知らなかったのかビックリしてるのと俺とあみを交互に見ながら
俺に近づいて来た
「澪、大丈夫?」
澪「何が・・?」
翔汰は俺の気持ちえお分かっていた
澪「聞いて!昨日じゃなくて今日の夜ね俺が寝ている時あみが襲ってきた〜」
俺は翔に心配かけないように明るく言った
「はっ!!ありえないし。。」
澪「だってそうじゃん男が寝てる部屋に入って来るとか」
「澪のバーーカ!!」
「久しぶりにお前らが言いあってる所見た(笑)
そうだ今日俺等、海パン買いに行くけど、あみは?」
「私は彼氏と会わなきゃ」
翔はヤバイと思ったのか頭を下げた
俺はそれに気付いた
澪「いいな〜〜彼氏!俺も彼女ほし〜〜い!
外でタバコ吸ってくるわ」
俺は逃げるように外に出た