第10話・・・手紙
俺は友達が出来た。
皆どう見てもヤンキーっぽい奴等ばっかりだった。
なんか分からないけど施設では怖がられる存在になっていた
施設に入って5カ月たった今日はクリスマス。
5カ月たった今でも手紙は開けていなかった
今の俺にはまだ勇気がなかった
クリスマスという事で好きな物をもらえる事になった
俺は久々にタバコが吸いたくなった
俺は紙にタバコと書いて渡した
案の定タバコはダメだと断られ書き直す事になった
澪「タバコしかないっつぅ〜の!!」
悠「もう一回タバコって書け!!」
澪「いいね〜〜それ」
俺はもう一度タバコと書いて渡すと怒られた
澪「も〜〜セットアップでいいや」
悠「なんでセットアップなん?」
澪「なんとなく・・・・」
俺等は頼んだのを待っていると、施設で1番若い野田さんが俺の所に来た
「お前タバコ買ってきてやったぞ!!絶対内緒だからな・・ばれんなよ!!」
澪「マジで!!サンキュー」
俺は窓を開けタバコを吸った
澪「いいね〜やっぱタバコはいいよ!」
トントン・・・
ドアがノックされた
俺は急いで消し棚の中に入れドアを開ける
「持って来たぞ!!」
澪・悠「あざ〜〜す!」
「食堂にケーキを用意してるから食べに来いよ」
俺はいつものメンバーで食堂に行った
ケーキを食べ終わると野田さんが俺を呼んだ
そして会議室みたいな所へ行った
「澪はクスリする事もうなくなったな」
澪「だってマジ辞めたいから!」
「澪は症状が悪くなる前に来たから早く出られるかもな・・
でも早くても1年はいないといけないけど(笑)」
澪「それって長くねぇ〜〜〜最悪!」
俺は話を終えると悠馬がいる部屋に戻った
俺はタバコを吸うために棚を開けると、あみの手紙に目がいった
澪「読もうかな〜」
今なら読める気がした。。。
手紙を手にとり紙を開く
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澪へ
澪と別れた後すっごい泣いたよ〜
離れて澪の存在がとても私に大事な事が分かったよ
でも今は彼氏が出来ました
まだ気持ちは澪かもしれないけど私頑張って忘れるから
私も澪の隣に居れてとても嬉しかった
本当にありがとう。。
大好きだよ
あみより
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俺は手紙を読んだ後動けなかった
彼氏がいたら応援するつもりだったけど実際になると悲しかった
でもあみの手紙は涙で濡れた後があった
あみも辛かったと思う
俺はこの日、手紙を持ってベッドの上で悠馬にばれないように泣いた
あみ・・・
こんあ辛い思いさせてゴメンな。。。
今頃後悔しても遅い事は分かってるよ
俺もあみの事諦めたい
でも無理だよ・・・・
俺はあみに彼氏がいても好きな気持ちは変わらないから・・・
あみ大好き。。。