すけるとんはうまれた
スケルトン
それは肉がなく骨のみで動く分類上はアンデット系スケルトン種に属する魔物だ。
スケルトンは一般的に知能がない。稀に武器を扱う個体がいるが技量なんてものはないただ振り回すだけだ。
子どもなら魔物特有の魔力強化によってなんとか殺せるが大人の人間には逆立ちしてます勝てない。
そんなスケルトンが亡者の洞窟と言われるダンジョンで一体、生み出された。
亡者の洞窟はアンデット系の魔物が多く生み出されるダンジョンでアンデット系は倒しても報酬が少ないことから他のダンジョンに比べてあまり好まれない。
それでも、稀に教会関係者の見習いが聖魔法を練習するために訪れる。
それがその一体のイレギュラーとなった。
ダンジョンで魔物が生み出される時はダンジョンコアが場所の指定をして魔力を消費して魔物を生み出す。
生み出される瞬間、司祭見習いが聖魔法を使った。生み出されていた途中のスケルトンに異変が起きた。
生まれる直前に聖魔法によって焼かれたことで無理やりにでも肉体を作ろうとして聖魔法に抗いながら肉体を生成した。
結果・・・・・・・・・・
「うそ・・・」
生み出されたのは漆黒の骨を持つスケルトン。
一目で分かる。イレギュラー。
「せ、聖なる女神よ、迷える子に、力をかしたまえ!『聖なる光』!」
司祭見習いから放たれた光・・・しかしスケルトンには効果がなかった。
「な、なんで!?なんで聖魔法が効かないの!?」
司教見習いはその場に尻もちをついた。
「に、にげなきゃ・・・」
スケルトンは司祭見習いを見て考えた。
(てきだ。あれはてきだ)
スケルトンは司祭見習いに近づく。
「だ、大丈夫・・・武器はない。殺されない」
司祭見習いが何か言っている。
(コロセ!コロセ!コロセ!コロセ!コロセ!)
どこからか聞こえる声。
スケルトンは魔力を集めて拳を握る。
本来ならスケルトンが持つ魔力なんて微々たるもの。しかし、このスケルトンは違った。
「へ、へ?なんで?なにそれ?へ?は?」
人の目で見れる程に濃密な魔力。拳に込められた魔力で周囲に圧力が発生して地面や壁がひび割れていく。
ブゥン!
スケルトンの拳が振るわれた。
グシャッ!!!!ドゴォォォォォン!!
後に残されたのは大きく亀裂の入った床と床一面に広がった血肉だった。
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名前:
種族:スケルトン(変異種)
レベル:2
スキル
『聖属性無効化』
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