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臆病勇者の憂鬱  作者: さらん
第4部:牛頭族の楽しいイベント編
32/62

第30話:気になるあの人と再会のうた

さあ、気になるあの人「ヒロシ」との再会です

なにが待ち受けているのでしょう?

続きをどうぞ(っ'~')っ


そして、ついに、来てしまいましたよ。

例のギミックの前ですわ。

着いちゃったわ、来たくなかったわ。


近くに確かにあるのよ、例のプレートがさあ。

明らかにあたしらを名指しよね、これ。

でも、それ以外には、なにも見つからないの。

これから、どうしたらいいのかしら


「ねえ、これさ、どうしたらいいど思う?それにさ、ケンタウロスの姿も見ないと思わない?」

「これは、さっぱり分からんな。マリネ、とりあえず、このプレートに触ってみたら?」

「ケンタウロスも見ないですう。ギルマスの話だとウロウロしてるって、事でしたよね?」

「ああ、そうだな。それで、ゴブリンの生態系が壊れてたんだよな」


シビルは、あたしに無茶振りしてくるじゃん(笑)。

と思ったら、


「はあい、はい、僕これ触ってみていい?」

「はいはい、どうぞ好きなだけ触ってな」


フリスが、勢いよく立候補してくれたので、すかさずお譲りするよね。


早速プレートに手を伸ばすフリス。

指先が触れた俊寛、壁の1分がまたスーッと裂けて、隙間ができて……。

また、広がり始めた。


(なになに?怖いんだけど?みんなをおいて、逃げようかしら?)

などと考えているうちに、彼が隙間から出てきたわ。


「なんか、あっけなく再会ね、ヒロシ」

「ああ、待ってたよ。……ええと、なんて呼べばいいのかな?」

「あ、自己紹介する暇なかったわね。こっちから、シビル、カルラ、ルリエと、こちらの世界でいう勇者ね、フリスって言うの。最後にあたしが、マリネよ。よろしく」

「シビルだ、よろしく」

「カルラです、よろしくです」

「ルエリ、よろしく」

「はい、僕がフリス。ヒロシ、よろしくね」

「ああ、よろしく皆さん。よろしくマリネ」


お互い握手を交わす。


(へー、なかなかいい感じの青年じゃん。これなら、大丈夫そう?ていうか、なにも問題なし?)


「ここまで来たんだから、少し時間あるんだよね?」

「ええ、そうね。少しお話を聞きたいと思って来たのよ。こちらとしても、お時間を取っていただけると嬉しいわね(にこ)」

「それなら、ここで話をするのもだし、こっちに来ないか?案内するよ」

「え、いいの?危険なことない?いきなり捕まって捕虜にされたりとか……」

「ぷ、あっははは……」


(……、なにか、面白いことでも言ったかしら)

ウケるヒロシ。キョトンのあたしたち。

あたしは振り向いて


「ねえ、あたしなにか面白いこと言ったのかしら?こんなにウケてる……」

「いや、俺たちにしたら、当たり前の確認だと思うけど……」


シビルがちゃんとフォローしてくれた。


「いや、ゴメンゴメン。そうだよね、なにも知らない君たちからしたら、こちらのことを知らないんだから、警戒しない方がおかしいよね?うん、確かにそれが正しい、うん」


どうやら、ご納得頂けたようで、なにより?

やっぱり、これ大丈夫なのかしらね?


というわけで、あちらの世界に舞台は移ります

活動の場がどんどん広がります

頑張れ、マリネ姉さん


では、また(っ'~')っ

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