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会社システム図鑑

本編のネタバレを含むので、ご注意ください

物語にそって少しずつ加筆・修正していきます。

◾️商会しょうかい – 経済を支える大規模組織


概要

商業を主体とする組織で、商品の流通や取引を管理し、広範囲でのビジネス展開を行う。


規模

中規模~大規模。複数の工房や職人と契約し、商品を流通させる。


特徴

•販売や取引を専門に行い、主に流通・交易・卸売を担う。

•商人や交易商が所属し、広範囲で事業を展開する。

•独自の商標を持ち、ブランド化を進めることも可能。

•一部の商会は国家と契約し、公式な貿易を担う「公認商会」となる。


•イリアのような商人が所属する流通商会。

•大都市で多くの支店を持つ貿易商会。



◾️工房こうぼう – 職人が手掛ける専門技術の拠点


概要

職人がものづくりを行うための小規模な作業場。


規模

小規模~中規模。基本的に家族経営や弟子を抱える形が多い。


特徴

•職人・技術者が主となり、手仕事や製造に特化する。

•基本的には個人運営だが、弟子を取って育成する工房も存在する。

•商会と契約し、製品を供給する場合も多い。

•修理・オーダーメイド・特注品の製作に強みを持つ。


•ツムギの父・ジンが営む「継ぎつぎや」。

•武器職人の鍛冶工房や、魔導具職人の工房。



◾️王営おうえい – 国家運営の研究・製造機関


概要

王国が直接管理し、研究や特定の製造を行う組織。


規模

大規模。国家予算で運営され、重要な技術や知識の管理を担う。


特徴

•王都や主要都市に拠点を持ち、国家直属の職人や学者が所属する。

•魔導具の開発、軍事技術、建築技術の管理などを担当。

•王族や貴族の依頼を受けて製作を行うこともある。

•一般の工房や商会とは異なり、独自の研究機関を持つ。


•王宮魔導具師が所属する王宮工房。

•国営の魔導研究機関や防具開発施設。



◾️ 創舎そうしゃ – 仲間と共に新たな価値を生み出す革新組織


概要

志を同じくする者たちが集まり、新しい事業や技術開発を行う組織。


規模

小規模~中規模。工房以上・商会未満の規模で発展することが多い。


特徴

•ものづくり、商売、研究など、特定の目的を持つ者たちが集まる。

•個々の専門性を活かしながら、新たな技術や価値を創造する。

•商会のような大規模な流通は持たず、直接取引や独自のブランド展開を行う。

•革新的な技術開発や、新しい製品・市場を生み出すベンチャー組織のような立ち位置。

•商会や工房と提携することも可能。

•導きメンター制度を導入し、創舎の活動を支援・保護する仕組みを持つ。


導き手[メンター]制度について

創舎では、所属する者たちが安心して活動できるよう、導き手[メンター]制度を導入している。導き手とは、創舎のメンバーを支え、成長を促しながら、必要に応じて交渉やトラブル解決を担う役割を持つ者のことを指す。一定の経験と知識を持ち、信頼できる者のみが登録可能で、後進の育成や組織の安定に貢献する。


導き手の主な役割

•後進の育成:専門技術や商業知識を伝え、創舎の発展を支える。

•交渉・契約の補助:創舎のメンバーが不利な取引を強いられないよう、契約時に助言や立会いを行う。

•トラブル対応:納品後のクレーム、不当な要求、契約違反などが発生した場合、当事者の代わりに交渉し、解決にあたる。

•信用の担保:導き手が登録されている創舎は、一定の信用を持つ組織として認識され、取引が円滑に進みやすくなる。


導き手の選定は証契士しょうけいしの監督のもと厳正に行われ、信頼できる者のみが登録される。この制度により、創舎のメンバーは単独で商売や交渉を行うリスクを減らし、より安心してものづくりや研究に専念することができる。


また、導き手は個人ではなく、創舎単位で登録が可能であり、必要に応じて複数の導き手を持つことも認められている。これにより、多様な分野での活動を行う創舎も柔軟な運営が可能となる。


創舎の例

•魔導具の新技術を研究する職人たちの創舎

•料理人や食材開発者が集まって作る創舎

•織物や装飾品のデザイン・加工を専門とする創舎


創舎はそれぞれ独自の理念を持ち、新たな価値を生み出す場として発展している。



このように、それぞれの組織には明確な役割があり、互いに関わり合いながら経済や技術を発展させている。

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