ギルド図鑑
本編のネタバレを含むので、ご注意ください
物語にそって少しずつ加筆・修正していきます。
◾️冒険者ギルド
主に魔物討伐や護衛、探索、採取依頼などを請け負う。
冒険者ランクが設定されていて、実力に応じた依頼が受けられる。
魔物の素材や発見したアイテムの鑑定・買い取りも行っている。
◾️商業ギルド
商人や職人が登録し、取引の仲介や契約の管理を行う。
市場価格の調整
商品の流通を円滑にするため、各地の支部が情報共有をしている。
融資や資金援助を行うこともある。
◾️ 職人ギルド
ものづくりに関わる職人たちが所属する、技術者のためのギルド。
鍛冶師、木工職人、布織職人、創術士、錬金術師、薬師、ガラス細工師、革職人、装飾細工師など、多様な職人が所属する。
技術の共有・継承、新技術の研究、職人の育成、技術の保護(盗用防止)を担う。
ギルドに登録することで、正式な職人として認められ、商業ギルドとの契約が円滑に進む。
特徴
各分野ごとに専門支部が設置され、職人が所属する。
「技術保護課」という部署があり、職人の技術が盗まれないよう証契士と連携して管理している。
資格試験制度があり、「認定職人」の称号を得るとギルド内での信用度が上がる。
ギルド内の紹介制度により、弟子を取りたい職人と、学びたい人のマッチングが行われる。
⚫︎専門支部
・精鍛支部
鍛冶師、金属加工師、装飾細工師が所属。
武器や防具の製造、宝飾加工、金属を用いた工芸品の制作を担う。
錬金術師と連携し、魔導金属の研究なども行う。
・木匠支部
木工職人、家具職人、工芸師が所属。
建築用資材、家具、楽器など、木を使った製品の制作を行う。
森の管理を担う団体とも提携し、素材の保護や適切な伐採計画も管理する。
・織匠支部
布織職人、染色師、革職人が所属。
繊維の加工、服飾制作、特殊素材(魔物の皮や魔法繊維など)の研究を行う。
創術士と共同で「魔法を織り込んだ布」などの開発も進める。
・錬成支部
錬金術師、薬師、香料師が所属。
ポーションや薬、魔法触媒、特殊な化学素材の製造・研究を行う。
新しい薬や錬金素材の開発、毒や病気に関する研究もギルド内で管理される。
・創術支部
創術士、魔導具職人が所属。
魔法と工芸技術を組み合わせた「創術技術」の研究や実用化を進める。
魔導具や魔法繊維の加工、魔法を用いた新技術の開発を行う。
証契士と連携し、技術の保護や、魔法技術の濫用を防ぐための管理も担う。
・光彩支部
ガラス細工師、陶芸師が所属。
ガラス製品、陶器、ステンドグラス、鏡などの製造や研究を行う。
透輝液の応用技術など、新素材との融合研究にも関与する。
◾️証契ギルド
王国のあらゆる契約を記録し、商業・技術・魔法契約を管理するギルドです。
本拠地である「証契の塔」で、契約の登録、証契印の発行、契約違反の監視を行います。
商業ギルドや職人ギルドと密接に関わり、技術の登録や商標管理を担当します。
契約には魔導刻印が施され、無断使用や改ざんが不可能となっています。
⚫︎所属する職業
・証契士:契約の証明と管理を担当し、証契印を発行します。
・契約監査官:商業・技術契約の適正性を監査します。
・行政書士:土地・工房の登録、商業許可証の発行を担当します。
◾️法務ギルド
王国法の運用を管理し、司法制度を支えるギルドです。
本拠地である「秩序の塔」で、法律の管理、法改正の調整、裁判の運営を行います。
「秩序の塔」には法の魔導書があり、王国法の変更が自動で記録されます。
魔法犯罪の裁定や、都市ごとの条例を王国法と照らし合わせて判断します。
⚫︎所属する職業
・法律官:王国法の解釈と改正を行います。
・司法執行官:法の執行、犯罪者の取り締まりを担当します。
・魔法裁定官:魔法に関わる犯罪や契約違反を専門に裁きます。
調停士:王国内の紛争や契約トラブルを仲裁します。
◾️生命のギルド
王国の医療を担うギルド。治療師、錬金医、薬師、魔法医などが所属し、医療技術の研究や治療を行う。
本拠地「生命の塔」では、新しい治療法や薬の開発、魔導義肢の研究が進められる。
各地に「医療院」を設置し、病院の役割も果たす。
証契ギルドと協力し、医療技術の安全管理や治療法の正式登録を行っている。