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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2017年10月

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2017.10.4 水曜日 河合先生への日誌 高条勇気

 どうして授業を配信しちゃいけないんですか?

 そうすれば修平も参加できるし、勉強もできます。

 何も悪いことをしていないのに、病気のせいで出席日数が足りなくなって卒業できないなんて理不尽です。

 そもそも、学校に行く日数に意味なんかありますか?学校は勉強をするところですよね?つまり、効率よく勉強できれば毎日行く必要なんかないのでは?修平はもともと成績がいいし、一人でも勉強できるんだからオンラインで形だけ授業受けさせてそれで出席にしてもいいと思いませんか。

 機材は秀人が準備できると言っているし、スマホで撮ったっていい。撮影は保にやらせればいいんです。あいつはどうせ授業中寝てて話聞いてないんだからいいじゃないですか。

 友達としてこのまま消えるのを黙って見ていることなんてできません。

 校長と、必要なら教育委員会に話をしてくれませんか。

 お願いします。

 ヨギナミが公務員試験受かったので、お祝いにコーヒーとクッキーの詰め合わせを贈りました。ヨギナミなら受かると思っていました。クラスの女子の中では唯一真面目でまともだからです。他の奴らも見習ってほしい。




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