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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2015年11月

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2015.11.18 河合先生への日誌 杉浦


 あかねさんはどうして、僕をネタにして卑猥な漫画を書くのでしょうね?平岸家とは昔から家族ぐるみの付き合いです。僕とあかねさんの間には恋愛的な緊張感はなく、きょうだいか、いとこのようなものだと僕は思っています。

 漫画は、あかねさんの屈折した欲望を表しているのかもしれません。スマコンが女性には社会的に制限が多いと、よりによってこの僕に向かって言っていたのを思い出しました。そういえば二人とも言動が変だ。

 あんな騒ぎがあっても、ヨギナミは何も起きていないかのように振る舞っています。短気な佐加でさえ同情しているようだし、藤木はいつも親切です。グループの冷静さには頭が下がる。もっと本を読んでさえくれれば、完璧なのですが。僕と違って3人とも平均的な知能ですから、多くを求めるのはやめましょう。完璧な人などこの世にいるわけがないですからね。




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