表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2015年11月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

80/1131

2015.11.7 河合先生への日誌 ヨギナミ

 こないだ、お母さんに言われたことをずっと考えていました。私は穏やかなんかじゃない。今までどうしようもないことが重なりすぎて、手当たり次第物を投げて叫んで暴れたい、泣き叫んで無情を訴えたい、そんなことがよくあるのだと。それができる保坂の家の奥さんは、ある意味幸せな人だと。


 レストランのオーナーが残ったお刺身を分けてくれました。お米は平岸家から、野菜はトマトばあちゃんと所長さんから。ありがたいです。町の人はみんな気を使ってくれます。でも、よく思っていない人がいるのも知っています。母も病気でなければ自分で働いて暮らしたいから、人に助けられないと生きていけない今の状態が苦痛なのかもしれません。


 スギウラとスマコンは相変わらず仲が悪いです。


 保坂に、うちにお母さんが来たことを知っているか聞いてみたかったけど、やめました。先生も言わないでください。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ