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2015.11.7 河合先生への日誌 ヨギナミ
こないだ、お母さんに言われたことをずっと考えていました。私は穏やかなんかじゃない。今までどうしようもないことが重なりすぎて、手当たり次第物を投げて叫んで暴れたい、泣き叫んで無情を訴えたい、そんなことがよくあるのだと。それができる保坂の家の奥さんは、ある意味幸せな人だと。
レストランのオーナーが残ったお刺身を分けてくれました。お米は平岸家から、野菜はトマトばあちゃんと所長さんから。ありがたいです。町の人はみんな気を使ってくれます。でも、よく思っていない人がいるのも知っています。母も病気でなければ自分で働いて暮らしたいから、人に助けられないと生きていけない今の状態が苦痛なのかもしれません。
スギウラとスマコンは相変わらず仲が悪いです。
保坂に、うちにお母さんが来たことを知っているか聞いてみたかったけど、やめました。先生も言わないでください。




