表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2015年11月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/1131

2015.11.5 河合先生への日誌 須磨今


 図書室にDVDがあるでしょう。伊藤セレクトの教育的かつ洗練された作品が揃っていますが、杉浦が風情を理解しない凡人なのが残念ですわね。

 今もそうですけど、女性の人生は男性ほど簡単ではないし制約も多いもの。あの時代に自分の意思なんて通りません。制度や社会風習に埋もれた本心、繊細な心遣い、杉浦にわかる話ではありません。

 男性は、何でも自分の思い通りに、社会的制約も全くないかのように物事を想像し、他人を批判するわね。甘い考えだこと。


 伊藤も最近は海外ドラマに夢中で、私は心配になってしまいます。ありもしない幻想を見ているんですもの。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ