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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2017年4月

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2017.4.2 日曜日 河合先生への日誌 奈良崎保

 今日、第2グループ全員と高谷と勇気でうちに集まりました。

 先生も知ってますか?新橋と高谷についてる幽霊の話。

 今日はその幽霊たちをどう追い出すかについて話し合いました。

 新橋もテレビ電話で参加してきました。

 新橋の幽霊は家族の話になると黙ってしまうので、

 そこに何かあるのではないかと新橋は言ってました。

 高谷の方は、高谷のことを心配してついている幽霊で、

 スマコンによると『マスターティーチャー』だそうです。

 意味がよくわかりませんが、保坂と伊藤ちゃんが、

「守護天使みたいなもの」

 と言ってたのでたぶんそういうのだと思います。

 僕も守護天使がほしいです。

 宿題をやってくれる天使が必要です。

 春休みは短いのに、宿題は多すぎます。

 しかも難しくて僕にはわかりません。

 どうしたらいいですか。

 あと、最近高谷は元気がないです。

 動き方もゆっくりで、顔色もよくないです。

 病院行った?って聞いても何も答えません。

 僕は心配です。

 先生からも一度連絡してみてくれませんか。




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