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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2015年11月

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2015.11.03 河合先生への日誌 奈良崎


 保坂の母さんが泣きながらうちに来て、エリカと言い合いをしてました。

 いつもの夫婦喧嘩のグチとはレベルが違いそうでした。

 心配になったのでヨギナミん家に行ってみました。

 保坂には内緒で。

 ヨギナミが割られた食器を片づけてました。

 なぜかあのちっちゃい所長もいました。

 ヨギナミのお母さんが咳き込んでいて、

 所長が背中をさすっていました。

 そんなに仲がいいなんて知りませんでした。

 片づけるの手伝ったら、

 ヨギナミにはここで見たことは全部黙ってろと言われました。

 お母さんは前会ったときより具合悪そうでした。

 顔が真っ白でした。

 帰ってからうちのエリカに尋問されました。

『言いふらしたら殺す』と脅されました。

 誰にも言わないでください。

 ヨギナミがかわいそうだし、

 僕もまだ死にたくありません。



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