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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2017年1月

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2017.1.8 日曜日 河合先生への日誌 保坂秀人

 父が「本当は娘がほしかった」と言って母とケンカになりました。うるさいので保の家に行ったらみんな出かけてしまって誰もいませんでした。セコマに行ったら横溝さんが雪かきしていたので、手伝ったらからあげをもらえました。カフェにでも行こうと思ったところに結城さんから音楽仲間が来たから来いと連絡があり、行ってみると、研究所に浅田さんとこの犬がいました。捨てられたようです。名前を決めるためにくじを作って久方さんに引いてもらい、『コタロー』と名づけられました。ほんとはパピヨンって名前なのですが、どうしても気に入らなかったようです。

 結城さんの仲間はチェロ奏者で、2人で合奏していると息ぴったりですごいです。チェロ少し触らせてもらいました。今度夏に来た時に僕と合奏したいと言ってもらえたので、今から練習しておきます。1人で弾くのもいいですが、他の人と組み合わせると音の厚みが違ってきます。バンド組みたくなりましたが、保も勇気も楽器は全くできません。やる気もなさそうです。高谷ならいけるかもしれません。




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