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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2016年10月

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2016.10.12 水曜日 河合先生への日誌 藤木辰巳

 秋浜祭が近くなってきました。浜ではみんな祭りの話ばかりしています。うちはいつも通りスルメを売ります。今年こそ佐加に盗まれないようにしたいです。

 杉浦はまた詩吟の会を開くそうなので、第2グループには注意喚起しておきました。去年は奈良崎が捕まってひどい目に合ったらしいので。ヨギナミはレストランからの出店でまた来るそうです。佐加はコスプレのことしか考えていません。時期がハロウィンと重なるので仮装の人は多いですが、佐加と平岸は年々服装が過激になっていくので目に毒です。特に平岸。僕が注意しても聞かないですが、去年のあの胸の開け方はひどかった。浜の人にあれは何だと僕が聞かれるんですから。

 親父達の強い勧めで普通科の高校に来ていますが、本当は理容学校に早く行きたかったです。遅れをとっている感は否めません。なので、できるだけ店で経験を積みたいです。近所のおじさん達が最近、試しにやってみろと髪を切らせてくれます。ほめる人もけなす人もいますが、いい経験です。ありがたいです。



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