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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2016年7月

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2016.7.27 水曜日 河合先生への日誌 藤木

 スマホ買いました。初めてメールします。

 今日から市場のアルバイトが始まりました。

 俺たちはコンテナをひたすらトラックに積んでいました。単純な力仕事です。ヘアサロンとはやり方が全く違う仕事ですが、どっちも大事な作業です。

 俺と奈良崎、保坂は慣れているので全然平気でしたが、高条が昼に、俺はダメだ、もう死ぬとか言い出しました。スピードと重さについていけなかったようです。あと、監督する八木さんがけっこうきつい言い方をする人で、それも辛かったようです。

 八木さんはいつ見ても怖い人です。今日も年配のドライバーに怒鳴り散らしていました。

 あの声は心臓に悪いです。

 あの奈良崎が、やべぇあいつ怖ぇ、と言うくらいですから。

 保坂は黙々と作業して、終わってからも、帰りたくねぇと言っていました。

 とりあえず一日が終わってほっとしました。佐加も問題を起こさなかったようですし、新橋は真面目に仕事していたようです。



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