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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2016年5月

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2016.5.23 月曜日 河合先生への日誌 スマコン

 最近、とても不思議なことがありますの。

 このクラスの生徒は12人ですわね。なのに、わたくしには14人分のオーラが感じられるのです。伊藤や保坂に聞いてみましたが、何のことだかわからないようでした。奈良崎はもちろん駄目ですわね。

 そのうち一人のオーラはとても弱くて、他の目に見えるクラスメートに隠れている、いえ、どうも、身を引いているように感じます。もうお一人は、どうやら、先生と同じくらいのお年ではないかしら。私達に比べると、穏やかで古風な気をお持ちのよう。

 案じることはありませんわ。どちらも害はない存在のようですから。でも、おかしいですわね。どうしてこんなところに迷い込んできたのかしら、しかも二人も。

 そのうち、河合先生にも見えるかもしれなくってよ。



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