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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2016年5月

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2016.5.8 河合先生への日誌 ヨギナミ

 昨日佐加がうちに高谷を連れてきました。何が起きたのかと思いました。

 高谷は、久方さんのところで働いている助手がお父さんの知り合いでびっくりしたと言っていました。それでいろいろ調べたくなったようです。事情があるみたいで。

 高谷が時々空中に向かってしゃべっている理由もわかりました。ずっと入院していて一人で過ごしていたので、考え事をするときについ内容を口にする癖がついてしまっているのだそうです。本当に長く入院していたそうで、うちの母が入院したがらないことを聞いても『わかる』と言っていました。高谷は母とも調子を合わせて割とうまく話してくれました。恋の話なんてどうですかとか言い出した時には困りましたけど。

 そして二人は昼から一緒にゲーセンに行ったようです。佐加ってすごいですね。誰が相手でも意識せずに仲良く行動してしまうんだから。

 レストランのオーナーに『梅雨っぽいメニューって何かある?』と聞かれました。答えられませんでした。つけもの?和食?京都っぽいもの?傘は違いますしね。先生は何を思い浮かべますか?



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