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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2016年2月

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2016.2.29 河合先生への日誌 スマコン


 曲作りのために、

 奈良崎家にいる保坂を訪ねました。

 エリカさんとも楽しくお話できました。

 あの方、言動は荒いのですけど、美的センスや感性はやはり職業柄良いので、

 話すと刺激になりますの。

 ご自分のお母さまと仲が良くないそうで、

 それで保坂のことも同情しているようでした。

 保坂のあのお母さまには私も呆れます。

 夫ではなく保坂を責めるのですって。

 父親の不倫相手と仲良くするとは何事だ、

 お前もいかがわしいことをあの女としてるだろうと。

 いやらしいこと!

 完全に妄想ですし、本当に向き合わなければいけない相手は夫でしょうに。


 帰り、商店街の八坂の奥様から、

 次の毒舌ソング楽しみよ、と励ましの言葉をいただきました。

 でも、私は毒舌なんかじゃなくて、

 単に宇宙から届く真実を歌にしているだけですから。

 どう理解していただいたらいいのか、本当に困ってしまいます。


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