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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2016年2月

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2016.2.19 河合先生への日誌 杉浦


 先程、ヨギナミのお母さんから僕の母に電話があり、しばらく沖縄の母親のところにいると娘に伝えろと言って切れたそうです。なぜ直接言わないのでしょうね。母が無邪気にお土産を期待しているのも気になる。

 保坂の父親は、また姿を消して帰らないそうですね。伊藤さん率いる第2グループはそんな話題で毎日盛り上がっていて、はたで聞いている僕らは非常に気まずい。教室は学問をする場であって、生活相談は別な所でやるべきではないですか。よその家の事情をあまりとやかく言いたくないが、この町のモラルは一体どうなっているのか。スマコンが変な歌ばかり歌うから、町民の倫理意識まで下がるのではないですか。なぜあんなくだらない歌が町民に人気なのか、僕は町の文化レベルの低下を嘆かずにはいられません。


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