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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2016年1月

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2016.1.16 河合先生への日誌 ヨギナミ


 去年よりは少ないけど、雪積もりましたね。うちって孤立してるからなかなか除雪入らなくて、たまに幸福商会やホンナラ組が様子見に来てくれますけど、基本私がやらなきゃいけなくて、疲れてバイト中眠いです。今朝は、久方さんが手伝ってくれました。去年からよく来てくれるんです。普段大人しそうなのに、雪かきのときだけ別人みたいに偉そうで、今日も屋根から落ちたのを見られちゃって『一人で雪下ろしするなこのバカ野郎!!』ってめっちゃ怒鳴られました。でも夜中に、屋根がきしむ音がして怖かったんです……。

 いろいろ……あって大変みたいですよ。久方さん。町の人にすごく噂されてるみたいだし。

 うちと同じですね。私もお母さんのことで、町の人にはいろいろ言われるから……でもみんな、私たちをよく知ってるわけじゃないから……先生はわかっててください。


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