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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2018年1月

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2018.1.13 土曜日 河合先生への日誌 伊藤百合

 センター試験1日目無事終了しました。

 人の多さに驚きました。会場が思ってたより何倍も広くて、天井も高いし、目の前に座っている人の数といったら──これだけの数の人が同じことをしようとしていることを少し不思議に思ったりもしました。

 試験自体はそんなに難しくありませんでした。

 村の小学校の同級生に会いました。懐かしかったです。小学校の頃とは雰囲気が変わっていて、最初誰だかわかりませんでした。ばっちりメイクして、すごくきれいになっていました。札幌の公立大学に行くと言っていました。成績すごくいいんだと思います。でも、私が東京の私大を受けると言ったら、

「親が金持ちでいいよね」

 と嫌味を言われました。帰り、小学校の思い出話で盛り上がりました。生徒が8人しかいなくて、同級生はその人だけでした。今思うと、テストもいつも少人数でしか受けたことがなかったから、今日の人の多さに驚いてしまったのかもしれません。

 明日もがんばります。

 気になるのは2月の東京の試験です。今日より人数が多かったらどうしよう。少し怖いです。



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