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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2018年1月

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2018.1.12 金曜日 サキの日記

 明日センターだどうしよう。

 この点数がよければ、それだけで二カ所くらいの大学が合格確定になる。その後独自に入試をしている私大を受けて、受かった所の中からいい所を選ぶ。

 という計画なんだけど不安になってきた。センターで失敗したら受けられる所が一つしかない。もっといろんな所に出願しておくべきだったかも。


 明日はいよいよセンター試験だッ!

 これまでの全ての努力を集約して挑むぞッ!


 今日の杉浦塾は決起集会だった。と言っても熱血してるのは杉浦だけで、残り3人は小声で『おー』と言ってそれぞれ自分の問題集見てた。無駄話をしてる場合じゃない。今日はみんな真剣だった。

 父と母から『いよいよ明日だな、がんばれ』みたいなLINEが来た。

 会場が隣の町なので、送り迎えは平岸パパがしてくれる予定だ。


 今すっごい緊張してる。浪人しなければ(絶対したくない!)一生に一度しか受けない試験だ。

 私大丈夫?

 大丈夫だよね?

 所長の所に行ってコーヒーを飲みたいと思った。でも、こんな時だけ利用するのはよくないような気がしたから、やめた。

 修平から『俺の分もがんばれ』と言ってきた。そうだ、本当なら修平もセンター受ける予定だったんだっけ。

『やるだけやってみるさ』と返事しておいた。変な筋肉キャラがガッツポーズしてるスタンプが返ってきた。





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