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早紀と所長の二年半  作者: 水島素良
2015年11月

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2015.11.23 河合先生への日誌 保坂


 駅前のコンビニで、小学校時代の友達に再会しました。

 松井カフェの孫です。

 名前は松井じゃなくて高条勇気です。

 小学校のときは夏も冬も秋倉町に来てて、俺と奈良崎と3人で遊んでました。

 中学から来なくなったんですが、

 今回は家出してきたそうです。

 家族と進路の話が合わないと言ってました。もう高校入って一年経ってるのに、間違った方向に進んでるのがわかる、自分はおかしいんだろうかと。

 悩みにおかしいも何もないと、俺は思います。


 奈良崎に知らせたら、とっつぁんが会いたがってるとかで、家に行きました。

 とっつぁんは古いネジ巻き時計を修理していました。

 人間と同じで、年数がたつと遅くなる。

 メンテが大事だそうです。

 エリカがゆうちゃんはイケメンねえとやたらに言って、自称イケメンの息子を怒らせてました。

 確かに、高条のほうがかっこいいです。

 自称イケメンには内緒で。




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