表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2020年)  作者: 篠木雪平
2020年03月
62/364

【揺花草子。】<その2957:美しい。>

 【揺花草子。】<その2957:美しい。>


 Bさん「ご存知競技かるたの序歌として詠まれる

     『難波津』ですが。」

 Aさん「あぁ、うん。あるねぇ。」

 Cさん「『ちはやふる』知識ね。」

 Aさん「何ですかダメだってんですか!!!」

 Bさん「全部言える?」

 Aさん「えっと・・・

     『難波津の』・・・『難波津を』・・・

     『難波津は』・・・『難波津に』・・・?」

 Cさん「もうド頭からダメなのね。

     『ちはやふる』1期から全部観直してから出直して来なさい。」

 Aさん「厳しい!!!」

 Bさん「『難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花』

     だよ。」

 Aさん「ふむ・・・。」

 Cさん「応神天皇の時代に百済から渡来した王仁と言う人物が詠んだ歌とされているわ。

     さらにこの王仁と言う人は中国から百済に渡来したとも言われているわ。」

 Aさん「へえ・・・」

 Bさん「ただまあ、上古天皇の治下だから、

     実在を疑問視する声も少なからず存在するみたいだよ。」

 Aさん「なるほど。」

 Cさん「この歌の解釈は?」

 Aさん「えっと・・・難波津って言うのは、難波の港の事ですよね。」

 Bさん「そうだね。

     ちなみに大阪市の浪速区と此花区はこの歌にあやかっての命名だそうだよ。」

 Aさん「へぇ・・・

     で、『咲くやこの花』は、『花が咲いたなあ』って事だよね。

     当時の花と言えば梅の事だよね。」

 Cさん「そうね。」

 Aさん「『冬ごもり』はそのまんま、冬の間は閉じこもってたって事だよね。

     で、『今を春べと咲くやこの花』は、

     『春になったので花が咲いたんだなあ』と言う事だよね。」

 Bさん「そうそう。

     『咲くやこの花』が2回も出て来る構成が

     意欲的で情景に溢れていると評される歌だよ。」

 Aさん「ふむ。」


 Bさん「阿部さんはさしづめ

     『自分ちに寝るや阿部さん冬ごもり

      今を春べと冬ごもり』

     って感じだよね。」

 Aさん「字足らず!!!!!」


 言うほどこもってもいません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ