【揺花草子。】<その2957:美しい。>
【揺花草子。】<その2957:美しい。>
Bさん「ご存知競技かるたの序歌として詠まれる
『難波津』ですが。」
Aさん「あぁ、うん。あるねぇ。」
Cさん「『ちはやふる』知識ね。」
Aさん「何ですかダメだってんですか!!!」
Bさん「全部言える?」
Aさん「えっと・・・
『難波津の』・・・『難波津を』・・・
『難波津は』・・・『難波津に』・・・?」
Cさん「もうド頭からダメなのね。
『ちはやふる』1期から全部観直してから出直して来なさい。」
Aさん「厳しい!!!」
Bさん「『難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花』
だよ。」
Aさん「ふむ・・・。」
Cさん「応神天皇の時代に百済から渡来した王仁と言う人物が詠んだ歌とされているわ。
さらにこの王仁と言う人は中国から百済に渡来したとも言われているわ。」
Aさん「へえ・・・」
Bさん「ただまあ、上古天皇の治下だから、
実在を疑問視する声も少なからず存在するみたいだよ。」
Aさん「なるほど。」
Cさん「この歌の解釈は?」
Aさん「えっと・・・難波津って言うのは、難波の港の事ですよね。」
Bさん「そうだね。
ちなみに大阪市の浪速区と此花区はこの歌にあやかっての命名だそうだよ。」
Aさん「へぇ・・・
で、『咲くやこの花』は、『花が咲いたなあ』って事だよね。
当時の花と言えば梅の事だよね。」
Cさん「そうね。」
Aさん「『冬ごもり』はそのまんま、冬の間は閉じこもってたって事だよね。
で、『今を春べと咲くやこの花』は、
『春になったので花が咲いたんだなあ』と言う事だよね。」
Bさん「そうそう。
『咲くやこの花』が2回も出て来る構成が
意欲的で情景に溢れていると評される歌だよ。」
Aさん「ふむ。」
Bさん「阿部さんはさしづめ
『自分ちに寝るや阿部さん冬ごもり
今を春べと冬ごもり』
って感じだよね。」
Aさん「字足らず!!!!!」
言うほどこもってもいません。




