【揺花草子。】<その3107:愛でる。>
【揺花草子。】<その3107:愛でる。>
Bさん「今日は7月30日なので『波ゼロの日』ですよ。」
Aさん「波ゼロって何?」
Cさん「所謂凪よ。
無風状態で波が立たない様。
サーファー泣かせよね。」
Aさん「そうなんです?
カトリーヌさんそれすごい浅い知識で言ってないです?」
Cさん「あら阿部さん行ってくれるじゃない。
【揺花草子。】きっての陸サーファーと呼ばれる私に対して。」
Aさん「陸サーファーじゃダメじゃないですか!!!」
Bさん「実際陸サーファーですらないからね。
何ならそこらのため池サーファーぐらいだからね。」
Aさん「ため池でサーフィンとかダメすぎるだろ。」
Bさん「ま、とにかく、波ゼロの日です。
今日は波風を立てない方向で行こうと思うよ。」
Aさん「あ、そう言う意図なの?
全方位にヘイト振りまくスタイルを収めていきますよって事なの?」
Bさん「酷っどいなあ阿部さん!
別にぼくらは全方位にヘイトを振りまくみたいな
傍若無人な振る舞いをしてるつもりはないんだけど!!」
Aさん「いや・・・まぁ・・・」
Cさん「ヘイトを振りまくのは
ブリジットの正面2メートルぐらいにピンポイントによね。」
Aさん「それこのスタジオにおけるぼくに対してって事じゃないですか!!
おかしいな今日は波ゼロの日じゃないんですか!!
カトリーヌさんはそんなの関係なしに波風立ててるじゃないですか!!」
Bさん「何を言ってくれてるの。こんなの波風にもならないよ。
表面張力というのを知っているかねアーベーくん?」
Aさん「アーベーくんではないしそもそもそれ表面張力とは関係ないだろ。」
Bさん「とにかく今日は波風を立てないで行きたいと思っているわけ。
事なかれ主義で行きたいと思っているわけ。」
Aさん「言い方。」
Cさん「だから今日は阿部さんも自重してもらいたいわ。」
Aさん「自重するって何ですか。
別にぼくは普段から波風立てがちなキャラと
言うわけでもないじゃないですか。」
Bさん「何言ってんの! 阿部さんはすごい波風立ててるよ!!」
Aさん「えぇー・・・そうか・・・?」
Bさん「阿部さんのその幼女至上主義は
往々にして世間との軋轢を生みがちだよ!!」
Aさん「そんなトンチキな主張を
した覚えはないのだが!!!!!」
しかし心に秘めてはいる。




