【揺花草子。】<その3099:Alone Again (Naturally)。>
【揺花草子。】<その3099:Alone Again (Naturally)。>
Bさん「今日は通算3,099回目の話数ですよ。」
Aさん「おぉ。そうなんだ。
3,100話目まであと1回って事か。」
Cさん「1年に3,4回訪れる記念日回ね。」
Aさん「だからそうやって価値を下げていく発言。」
Bさん「3,099 と言えば3の倍数ですよ。」
Aさん「んんっ・・・おぉ・・・
それはそうだけど・・・。なんか思わぬ切り口だね?」
Cさん「それぐらいネタに困っていると言う事よ。」
Aさん「ぶっちゃけ過ぎじゃないです!?
リニューアルしたばっかりなのに!!
これから上り調子で行こうって言う時期なのに!!」
Bさん「それは全くその通りだ。
世間の注目度がいくらか上がっているこのタイミングで
しっかり頑張れば今後の展開にも期待できるはずだからね。」
Aさん「それは・・・楽観的すぎる気がするけど・・・。」
Cさん「所謂アンダーカットね。」
Aさん「そんな相手の機先を制するタイヤ戦略みたいな言い方。」
Bさん「3,099 を 3 で割ると 1,033 です。
1,033 は38番目の素数なんだけれども、
この38と言う数字自体は素数じゃないよね。」
Aさん「それは、もちろん。偶数だものね。」
Cさん「一方、その2つ前、1,031 は37番目の素数で、
この37と言う数字自体も素数だわ。」
Aさん「おぉ。それはそれは。」
Bさん「こう言うのを、『スーパー素数』と呼ぶんだそうだよ。」
Aさん「え、ホント? 妙に俗っぽい呼び名じゃない?」
Cさん「ね。スーパー銭湯に通じる安っぽさがあるわよね。」
Aさん「スーパー銭湯に通じるかどうかは別として。」
Bさん「ちなみに、1,031 と 1,033 のように、
2しか離れていない素数同士を『双子素数』と言うんだって。
3と5、11と13、29と31などが例に挙げられるね。」
Aさん「へぇ・・・それは、それで・・・」
Bさん「本来孤独であるはずの素数が
そうやって他者との繋がりを渇望する様は
ある意味では滑稽に映るね。」
Aさん「きみ素数に対して厳しくない?」
孤独である事の価値を知っている。




