【揺花草子。】<その2897:花鳥風月を愛する。>
【揺花草子。】<その2897:花鳥風月を愛する。>
Bさん「そんなわけでお正月です。」
Aさん「お正月ですね。」
Cさん「阿部さん抜かりはないかしら?」
Aさん「また確認された!!!
今度は一体何を抜かりなく取り組めばいいんですぼく!!?」
Bさん「もちろんドロッピングボール的なアレだよ。
阿部さんの大人としての懐の広さを見せつけて欲しいよ。」
Aさん「そう言うのは隣の人に言いなさいよ。」
Cさん「私にも当然用意してくれるわよね?」
Aさん「何でですか!! 年齢的に言えばむしろぼくがカトリーヌさんから
ドロッピングボールを貰うポジションでしょう!!」
Cさん「何言ってるの。
去年1年間の粗相を帳消しにしてあげようと言う優しさで言ってるのに
阿部さんは機微が読めないのね。」
Aさん「ぼくが一体どんな粗相をしでかしたって言うんですか!!!」
Bさん「まあそれはそれ、ともかくお正月ですよ。
1年で最もアケマシテオメデティビティが高い時期ですよね。」
Aさん「アケマシテオメデティビティが高いのはお正月だけだろ。
と言うかなんだよその造語。いや解るけども。」
Cさん「バオー・アケマシテオメデッティン・パルム・フェノメノンとかもあるわよね。」
Aさん「何でそんな金属も溶かす強力な酸を出しそうな技なんですか。」
Bさん「とは言え、これはもしかしたらこの数年間の傾向かも知れないけれども、
何と言うか一昔に較べるとアケマシテオメデティビティは
あんまり高まってない気がするんだ。」
Aさん「えっ・・・何、つまりあんまりお正月感がないって事?」
Cさん「先週のクリスマスの時もあんまりクリスマシビティなかったし、
年中行事に対する盛り上がりが薄くなって来ている気がするのよね。」
Aさん「んー。確かにあんまりクリスマスっぽい事とか
しなかったような気がしますね・・・。」
Bさん「でしょ?
ぼくらだってクリスマス宮ちゃんとクリスマス桃色さんを引いたぐらいで
あとはあんまりって感じだったもん。」
Aさん「引いたのかよ羨ましいな!!!」
Cさん「全般的に平坦になって来ているのかもね。
イベント過多で力の振りどころが分散しちゃってるみたいな。
人々の関心が衰えて来てると言うかね。」
Aさん「んー。」
Bさん「そう言う季節のイベントに対して関心を失い
年中行事に興味を示さなくなる様を
『アベサナイズ』と名付けようと思う。」
Aさん「ぼくが季節に鈍感みたいな言い方は
しないでくれるかな?」
日本人のアベサナイズ化が深刻。