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【揺花草子。】(日刊版:2020年)  作者: 篠木雪平
2020年04月
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【揺花草子。】<その3005:ファイヤー。>

 【揺花草子。】<その3005:ファイヤー。>


 Bさん「『富士山見るならバルコニーで』と言うじゃないですか。」

 Aさん「まぁ・・・言いますけど・・・。」

 Cさん「『羊蹄山見るならバルコニーで』とも言うわね。」

 Aさん「それも、まぁ・・・。」

 Bさん「あと『がっさーん!立てジョー!遊びでねぇんだ』とも言うね。」

 Aさん「それも・・・言うねぇ。」

 Cさん「これらは一体何かしら?」

 Aさん「え、だから火山の地形分類を語呂合わせて覚えるやつですよね?」

 Bさん「そうだね。

     円錐状の形が特徴の『コニーデ』として知られるのが富士山や羊蹄山、

     楯状火山とも言われる『アスピーテ』として有名な月山などを

     語呂合わせて覚えるやつだね。」

 Aさん「うん。」

 Cさん「他にも、鐘状の『トロイデ』、臼状の『ホマーテ』などの分類があるわ。

     そして噴火口などの凹みを表す『カルデラ』などもこの分類の一種ね。」

 Aさん「なるほど。」

 Bさん「とは言え、火山学・地質学の文脈では

     これらの分類は全く用いられていないんだ。

     こう言う分類は『現時点での火山の見た目』で分類したに過ぎず、

     火山の生成過程やどのような経緯で今の容態になったのかと言うものを

     全く考慮できていなかったからね。」

 Aさん「あぁ・・・なるほど・・・。」

 Cさん「同じような楯状火山でも侵食によってなだらかになってしまう

     偽アスピーテなんてのもあったりするのよ。」

 Aさん「あぁ・・・なるほど・・・。」

 Bさん「誰がなだらかな斜面だ!!!」

 Aさん「言ってない!!! 突然キレないで!!?」

 Cさん「でもその辺も仕方ないかも知れないわ。

     これらの分類が発表されたのは100年以上も前だから。」

 Aさん「そんなに前なんですね。」

 Bさん「この分類を考案したのは

     ドイツのカール・シュナイダーと言う人だったんだけどね。」

 Aさん「ふむ・・・。」


 Bさん「門外漢のサッカー選手が

     適当言ってるんじゃないよと

     思われたんだろうねえ。」

 Aさん「え、そのシュナイダー?」


 HSV ジュニアユースからバイエルンに移籍したりするんです?

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