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掌編小説-Ⅰ  作者: 幸田 玲
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冬空・改稿版

病院に着いたのは、日曜日の午後二時すぎだった。私はエレベーターで、十五階の緩和ケア病棟を目指した。

 一ヶ月ほど前、我慢強い叔父が腹部の痛みを訴え、病院で精密検査を受けた結果が末期の膵臓がんであった。もう、手術のできない状態になっていた。

 個室の引き戸を開けると、痩身の叔父が窓辺に立っていた。背中を向けていた叔父は、振り返ると軽く手を上げた。半年ほど前までがっちりした体躯の叔父であったが、身体の線が細くなっている。


※ 一身上の都合により、大幅に改編しました。今まで感想をいただき、ありがとうございました。



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