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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約10年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

神様候補はお母さんと一緒 

作者:真平
それは昔々のお話と少し昔のお話、そして今のお話。
 昔々、人が住めないほど穢れが溜まった土地に二柱の神様が降り立ちました。二柱のうち、一柱の神が己の力を振るいました。すると穢れは綺麗に取り払われましたが、今度は土地が死滅してしまいました。今度はもう一柱の神が力を振るいます。それによって土地が息を吹き返しそこに人々が住みだしました。人々は二柱の神に感謝と信仰を捧げましたが、神々は言いました。
「この土地は穢れが溜まりやすい特殊な環境、再び人が住めなくなる」
「しかし、我らは永久的にこの場所に留まるわけにはいかぬのです」
 人々は絶望しました。ようやく住めるようになった土地を手放さなくてはならないからです。
 しかし、神様は人々に告げます。
「新たな神を生み出せばいい」
「我らの理と人の理を持ってすればそれが適うのです」
 人々は神様の言葉に縋りました。
 こうして神と人の間で理が結ばれ、その土地は半永久的に人々の住める町となったのです。
 それは昔々の物語にして少し昔と今の物語に繋がる始まりの物語。
 大多数の平穏に隠れた小さな犠牲者たちの物語……なんてね。
 
火の章
炎の章
火炎の章
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