Story1
読む前に主人公の説明を致します。
主人公名前:春江涙歌
性別:女子
年齢:16歳 高校一年生
性格:表ではツッコミが早く女性らしいが、裏では目が冷たく男性らしい性格。
詳細:涙歌は表では有名金持ち企業の春江企業の社長令嬢(一人娘)、裏では裏マフィア春江組六代目リーダー。
そしてマフィア界では春江組の殺人鬼と言われ怖れられている。
残酷な表現があると思います。
苦手な方は御退場下さい。
平気な方は続きをどうぞ。
「転入生の春江涙歌です。よろしくお願いします。」
--------Story1.暗黒の使者
此処は黒羽学園高等部一年B組。
私は此処に転入してきた。
でも此処の学校に転入してきて後悔した。何故なら
敵が沢山イタカラ………
「なぁ…あの転入生って春江企業の一人娘じゃねぇの?ι」
「あぁ、あの春江組のリーダーの?」
「Σえ?!ヤバくない??ソレ!私達殺されちゃうんじゃ…ι」
なぁに勝手な事言ってやがるんだ…
部外者や無意味な奴等をむやみに殺す訳なかろう。何考えてんだか、これだから何も知らない莫迦は嫌いなんだ。
何故みんなが私を恐れるのか……それは私が陰の殺人鬼だからだ。
このことは極数人しか知らない。
それもそのはず、その数人の奴等は家が“裏マフィア”だからだ。
そう、私もその一人。
私、春江涙歌は春江企業の社長令嬢でもあり、春江企業の仕切役でもあり、裏マフィアの春江組六代目リーダー(末裔とも呼ばれる)でもある。
中でも春江組なんて闇からの使者の集まりだの言われてるもんだからかなり恐れられているのだ。
勝手にも程があるでしょう?
本当嫌になっちゃうわ
人の苦労も知らないで。
「おい、貴様っ!」
夜12時45分、ある薄暗い路地で見知らぬ男に呼ばれた
「……何の用?」
「貴様、春江組の者だな!?」
「……だから?」
「春江組のリーダーか!?」
「…………だから何」
「俺は此処で貴様を殺すっ!」
ザッ!!
男は鋭い爪のような銀の武器をどこからかともなく出しては身構える
「…殺れるもんなら…やってみなっ!!」
カシャンッ
私は制服の裾からポケットピストルを出した。
この銃は小さい割には威力は強い。
一発撃ち込むだけでもヒトはすぐに死んでしまうくらいだ
「うらぁぁぁ!!」
ジャキーン
男は私に襲い掛かったが私は銀の武器を小さな銃で制した
そして私は一発銃弾を男に撃ち込んだ。
ダァァンッ
男は見事に動かなくなった。
「莫迦な奴…」
私は組へ帰ろうとした……
が
さっきの争いを見ていたらしく出口の方で硬直した少年の姿が
「…ちっ、見られてたか(ボソッ)」
私は呟くように小声で言った
すると少年が口を開いた
「……アンタ凄ぇなぁ!!惚れたっ!俺もアンタんトコの組に入れてくれよっ!!?」
「……はぁ??ι」
コイツ…頭イカれてんのか?ι
「貴方、莫迦じゃないの?普通あんなん見たら怯えて逃げたり警察か人かなんか呼ぶでしょ?ι」
それなのに仲間に入れてくれって…
「別に?慣れてるし!」
「はい?馴れるって…どうやって馴れるんだよ??ι」
もう訳分かんない子ね…ι
「いいから入れてくれよ?俺ずっと前から春江企業に憧れてたんだから!勿論春江組にもな!」
「だからって、貴方みたいな素人を入れる訳には…【ジャキーンッ】「素人かどうかは確かめてみないと解らねぇだろう?」
「なっ…………」
男は隠し持っていた刃で私の左肩ギリギリ上を突いた
「な?入れてくれるだろ?」
男は満面な笑顔で私に問う
私はこの男を入れれば面白そうな気がした。
だからこう答えた
「……いいよ」
「本当に??」
「只し、これからは私と共に行動すること。…………誓約なさい」
「……仰せのままに……リーダー」
また春江組に強敵が増えた
でもまだ強敵が春江組に増える事は誰も予測しては居なかった……
--------Story1.暗黒の使者
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