009.5話 此処までにて登場したキャラ詳細
キャラ紹介
後の肩書き:怨霊も恐れ怯む少女
現在の肩書き:人間すら拒み孤立する少女
種族:妖怪
名前:古明地さとり
能力:心を読む程度の能力
・心を読むといわれているさとり妖怪の能力そのままである。しかし本人曰く悟りと覚りとでは意味が全く違うらしい。(悟りとは察する事である為、能力を御せる事が出来れば公にサードアイを出しても良いらしいが覚りの方だと要は自らが思っている事を指すらしい。意識してもしなくても、勝手に心を読んでしまう為、制御する事が困難に近い。なので普段その外に出る際は布で覆い隠して心を読めない様にするらしい。)
☆扱えるスペルカード
想起『テリブルスーヴニール』
・相手の心を読むと同時にその相手が抱いている思いや攻撃の仕方等を読み取り、後にその通りの再現をする事が可能になるスペルカード。受けた側からすれば気持ち悪くなるという。
スペル発動時前の口上台詞
「心の奥底に隠された記憶。今、白昼の中に曝してあげましょう!!想起『テリブルスーヴニール』!!」
心象『ブレインフィンガープリント』
・心の心象を写し出しその後に目の前で大爆発させるスペルカード。受けた側は精神崩壊が起こるとかなんとか……。
スペル発動時前の口上台詞
「その心の奥底に刻まれた記憶。思いだして狂いなさい!心象『ブレインフィンガープリント』!!」
心鏡『ミラーオブナイトメア』
・心の内側の奥の底、黒歴史とかいう人生における最悪の記憶を再現させ相手の精神を蝕まんとするスペルカード。さとり自身はあまりこの手の様な真似はしたくない様で常に穏便に済ませようと努力しているという。
スペル発動時前の口上台詞
「貴方の記憶の中にある黒い記憶。さぁ、もう一度甦り、恐怖と絶望の中に堕ちてしまいなさいっ!!心鏡『ミラーオブナイトメア』!!」
自己紹介
「私は古明地さとりです。ただの悟り妖怪です」
詳細
この作品の主人公的存在。常に相棒の幻月と行動しているが、殆んど単独にての立ち回りをするため幻月からクレームが来る事が度々あるらしい。家庭家事系が得意であり皆からは絶賛の評判。裏では、母さんも似合っているんじゃないと茶化されることも?
以前までの肩書き:伝統と幻想を保守する巫女
現在の肩書き:幻想と母親を守護する巫女
名前:博麗霊夢(第零話にて登場した為)
種族:人間
能力:空を飛ぶ程度の能力
・空を飛ぶ程度の能力と簡単に纏められているが、実際の所一括りした感じの能力である。要は人外的な力を保有して人間にして空を優に越えている事や空を飛ぶ為の空気圧やその抵抗を皆無にする等常識的考えてもまず有り得ないことが平然とこなせる事を意味するという。
☆扱えるスペルカード
神霊『夢想封印』
・霊夢の切り札的奥義。対妖怪に対しては特効であり彼女の持つこのスペルは受けた相手全員を震え上がらせる程。元よりこのスペルは幻想郷の大妖怪にして賢者、八雲紫から伝授された必勝スペルらしく決めるときによく使われるという。
スペル発動時前口上台詞
「これこそ私の切り札よ!さぁ、遠慮なく封印されちゃいなさい!!神霊『夢想封印』っ!!」
大結界『博麗弾幕結界』
・八雲紫の奥義『弾幕結界』を元に自己流にアレンジしたスペル。紫の奥義の威力はそのままに相手を蹂躙することが出来る最終奥義的なスペル。滅多に使うことは無い物の産み出すのに相当な時間を要したとされている。
スペル発動時前の口上台詞
「私の本気はまだまだこんなものじゃ無いっ!さぁ!いくわよっ!!大結界『博麗弾幕結界』!!!」
『夢想転生』
・霊夢が土壇場で生み出した本当の究極奥義。空を飛ぶ程度の能力の真髄である。相手の干渉を無効に一方的に蹂躙し続ける無敵無双に準ずる最強スペル。ほぼ使わないレベルで封印してはいるのものの使われたから最後、負け戦と知るが良いの如くの絶望のスペルである。
スペル発動時前の口上台詞
「……これが私の究極奥義。このスペルを使わせたんだもの。大怪我じゃ済まさないわよ!『夢想転生』!」
自己紹介
「私は博麗霊夢。ここ博麗神社の巫女にしてお義母さんの娘よ。よろしくね。」
詳細
本来の歴史とはかけ離れたさとりに幼い頃から育てられた経歴を持つ異変解決屋の巫女である。こう見えてかなりのお人好しであり、妖怪にしろ神にしろ異変を起こした首謀者にしろ平等に接する優しさが見え隠れしている。さとりや幻月、魔理沙からたまにからかわれることも屡々あるも仲は良く特に本来の歴史にはない義母さんとは親子愛の片鱗が見え隠れするという。因みに無意識的に他人がいる時でもお義母さん呼びしてしまう癖は抜けていないらしい。
後の肩書き:幻想郷最恐の大悪魔
現在の肩書き:皆平等を求める女神
名前:幻月
種族:悪魔
能力:理を操る程度の能力
・理とは世の常識的現象や道理、摂理、命のやり取りやら生死等あらゆる場面で活用される当然で当たり前の暗黙のルールの事でありそれら全てを操る事が可能である。(例えば、本来不可能である水で火を起こしたりする事や、鉄に種を植えると土に植えたかのように花を咲かせる事が可能になったり等)
☆扱えるスペルカード
魔剣『ニーズヘッグ』
・双子の邪竜とされるの竜の片割れで姉の竜(諸説あり)を模して形創られた魔剣。その竜は心を許した者にしか愛想を振るわないとされているらしい。またその剣には、怨嗟の念が際限無く込められており切られた者を死ぬまで呪うんだとか…
スペル発動時前の口上台詞
「この娘は可愛い邪竜の娘。その恨みは相手を死ぬまで殺し続ける毒となる。フフッ、貴方はその贄の礎となれる事を光栄に思いなさいっ♪…魔剣『ニーズヘッグ』!!」
魔砲『マスタースパーク』
・この世界にて原初。後に元祖マスタースパークと呼ばれる事になる最強の魔砲。その穿つレーザーは巨大な山を砕き、決して砕けぬ岩すら貫通させ、不死身の身を滅ぼすとされている究極の破壊光線でもあるらしい。
スペル発動時前の口上台詞
「これは私の取って置き。遠慮は要らないわよ?その身が灰になるまで試してあげるっ!魔砲『マスタースパーク』!!
束縛『オアケシノス』
・別名『怠惰の鎖』と呼ばれる。その鎖には意志があり使用者が狙っている標的を捕まえるまで、執拗に追尾する性能がある。また、鎖に触れなくても、自動で中に浮き対象を捕まえて束縛するまで半永久的に動き続ける為、魔力のコスパは良いらしいが基本的に騒ぎを起こしやすいため必要な時以外は使用しない方針らしい。
スペル発動時前の口上台詞
「はぁ、面倒臭い。面倒臭いからささっと捕まえちゃって~!束縛『オアケシノス』!」
自己紹介
「やっほ~♪幻月だよ。後に幻想郷の大悪魔と呼ばれて(予定)いるんだぁ♪」
詳細
この物語の二人目の主人公である。性格は基本的に自由で気付けば何処かへと放浪している勝手気儘な性格の持ち主である。しかし、いざとなったそのときの判断力と能力における理不尽差は圧倒的にさとりより優秀であるためさとり自身も無くてはならない半身だと思っているらしい。
以前までの肩書き:普通の魔法使い
現在の肩書き:人間にして最強を冠する者
名前:霧雨魔理沙(第零話に登場した為)
種族:人間
能力:魔法を扱える程度の能力
・能力はその通りでどんな魔法でも扱う事が可能になる魔法使いには必須のスキルである。魔理沙はその中でも特に人知れずに裏でとんでもない努力をしている負けず嫌いな性格の持ち主である。幻月が師範でありそのお陰で八卦鈩を使用しなくてもある程度の魔法なら人間にしても扱えるように慣れたらしくその努力にて取得できた能力とでも言える。
☆扱えるスペルカード
黒竜『ブラックドラゴンスパーク』
・義理の母親である幻月から教わった異世界に存在しているという黒い魔理沙の切り札である。竜の息吹如くの黒きレーザーを撃ち穿つ魔砲である。違うのは魔法武器からではなくかつて召喚した凶悪で黒き邪竜の力を借りてアレンジしただけのただの魔力のブレスであるのだ。
スペル発動時前の口上台詞
「暗黒に染まりし竜の力よ…我が身を介し顕現せよ。…抑えきれぬ竜の衝動を魔砲として収束し…今、撃ち穿たん!黒竜『ブラックドラゴンスパーク』!!」
恋心『ダブルスパーク』
・恋心というのは、時に二つに割れ動き揺らめく物である。それを体現したかの様なスペルカードである。義理の母親の切り札の一つのマスタースパークを自分なりにアレンジ強化した自分だけの魔砲である。魔砲を撃ち穿つと同時にそれは途端に二つに分離して放出され、それはやがて一つの極太のレーザーとなって相手を飲み込み灰塵に帰す。
スペル発動時前の口上台詞
「こいつは私の研究の真髄だ!魔力コストは抑えつつ威力は以前の二倍。遠慮無くたっぷりと味わいな!…恋心『ダブルスパーク』!!」
暁星『アンタレス』
・義理の母親の幻月から教わり時間をかけてようやく形に出来た。地道な努力の末にやっと自分の物へと習得できたスペル。異世界に住んでいるとされる紅い魔理沙が使っていたらしいスペルの一つである。膨大な魔力を圧縮させる事で生まれる熱すらも圧縮させる事で大地を溶かす様なマグマに勝る温度となる。その後にその圧縮させた魔力の塊を相手の元で大爆発させる。正に星々を模した一生。その最期を再現したスペルである。
スペル発動時前の口上台詞
「星の一生は知っているか?宙に浮かぶ紅い星が息絶える時、希望の光が虚無を照らし、暁の光が周りの星を飲み込み虚無へと還る。暁星『アンタレス』!!」
自己紹介
「動くと撃つ!間違えた撃つと動くだ!今すぐ動く!!…何てな。私は霧雨魔理沙だ!幻月義母さんは私に魔法を教えてくれた師匠でもあるんだぜ?」
詳細
博麗霊夢の自称ライバルの人間の魔法使い。本来の歴史とはかけ離れており、幼い頃の魔理沙が家出した際に幻月は今に至るまで面倒を見て育て上げた義理の母親の娘でもある。そのお陰で本来の歴史には有り得ない人間にて魔法を道具なしで自由自在に扱えることが可能になった。また、魔理沙が使うマスタースパーク程度の魔力なら八卦路という魔法道具を介せずに使える様だと。ただ、魔理沙が言うに「此処までに至るまでに義母さんの指導は鬼に迫る鍛え方」だという。
後の肩書き:地獄の輪廻
現在の肩書き:死体を持ち去る黒い猫
名前:火焔猫燐
種族:火車
能力:死体を持ち運ぶ程度の能力
・この能力については詳細が一切不明だが、判る事と言えば、この能力のお陰で何処に死体があったとしてもすぐに探し当てて持ってくる事が可能になるという事だけだ。
☆扱えるスペルカード
猫符『怨霊猫乱歩』
・自分が一歩ずつ歩いた場所に多数の怨霊を出現させ続ける。暫く出現させまくった後、何事も無かったかの様に発動する前の定位置に戻る。その刹那、全ての怨霊が先に出現した順番に破裂して周囲に突弾をばらまく攻撃をするスペルカードである。
スペル発動時前の口上台詞
「猫の散歩について来ないで…。何てね?ついてきてもついてこなくても、お前の回りには既に怨霊が纏わりついているのさ…!猫符『怨霊猫乱歩』!!」
屍霊『食人怨霊』
・相手の回りに人間を好んで食らう怨霊を出現させ、逃げられないように囲みながら接近してくる。最終的に大爆発するのだが、その怨霊達が生存している数だげ爆発する範囲が広く大きくなる。
スペル発動時前の口上台詞
「さぁ、お前達出番だよ!!こいつらのはらわたを食い千切り中身全ての血肉を残らず食らい尽くせ!屍霊『食人怨霊』!!」
『小悪霊復活せし』
・このスペルを発動する前にゾンビフェアリーを周囲に呼び寄せる。その後すぐにその周囲に怨霊を召喚し憑依させる。憑依されたゾンビフェアリーは、相手へ向かって突進していき、体から放つ瘴気を含んだ弾幕で攻撃を仕掛けていくスペルカード。また、撃破しても暫くすると怨霊が再憑依し何事も無かったかの様に襲いかかってくる燐の取って置きである。因みに撃破したその瞬間に多数の瘴気を纏った弾幕を相手に向かって飛ばしてくるので簡単には撃破も出来ない点も注意が必要である。
スペル発動時前の口上台詞
「残された恨みは独り歩きし、無害な連中に憑き恨みを拡散させるもんだ。こいつはアタイの取って置きさ…恨むなら憑かれた自分を恨みなっ!『小悪霊復活せし』っ!!」
自己紹介
「アタイは火焔猫燐。さとり様の忠実なペットであり、唯一怨霊と会話が出来る者の一人でもあるのさ」
詳細
道にてたまたまさとり達と会い、今の今までずっと付き合ってきている幻月と同じ位にさとりと付き合いが長い人物の一人である。気付いたときには人化が可能になりそれ以降、両方を巧みに使い分けさとり達との連携を上手くこなしている信頼における家族である。猫なだけに魚も好きだがそれを差し置いて死体を癖で探してしまう事も少なからずある為さとりから注意を受けたり、幻月から苦笑されたりと散々な始末であるらしい。
後の肩書き:常闇の妖怪
現在の肩書き:夜中の喰らい魔
名前:ルーミア
種族:妖怪
能力:闇を操る程度の能力
・能力はそのまま捉えて、闇を操る程度の能力である。自らが苦手な日光を遮断するべく能力にて周りを闇で覆い特効となる太陽の光を防いでいるのである。しかし、それは自らの視界をも奪うに値する行為である為実質プラマイゼロである。
扱えるスペルカード
闇符『ディマーケイション』
・ルーミアがよく使うスペル。昼も夜もお構いなしに周囲を真っ暗に染めて、対象の視界を奪い油断している隙に、大きな一口で相手に食らいつく。音も無く忍び寄るその様は通り魔と大喰らいをかけて喰らい魔と呼ばれるに相応しいスペルとなっている。
スペル発動時前の口上台詞
「闇からは皆逃れられないのだ~。…お前も次の奴もその前に喰われた奴も私の闇の中で眠るのだ~!闇符『ディマーケイション』!!」
夜符『ナイトバード』
・夜中に飛ぶ鳥を想像して産み出されたスペルカードである。多用は余りしないが奇襲をかけるときの一つの手段として使われる事が多い。
スペル発動時前の口上台詞
「夜に飛ぶ鳥さんって、夜目じゃないのにどんな風に飛んでいるのかなぁ~?夜符『ナイトバード』!」
月符『ムーンライトレイ』
・月光が照らすが如く、二本のレーザーが対象の左右を塞ぎそのまま押し潰すスペルである。左右は塞がれるも上下は逃げられるため空を飛ぶものであるなら逃げられるのである。
スペル発動時前の口上台詞
「お前はとっくに包囲されている~!逃げ場なんて無いのだぁ~!…なーんていってみたかっただけだ。月符『ムーンライトレイ』!!」
自己紹介
「ルーミアだよ~♪お前は食べても良いのか?へ~そーなのかぁ~♪」
詳細
常闇をただたださ迷う妖怪。人喰い妖怪としれてはいるが実際、頭は子供並み。よって伝える表現が見付からず結局は人喰いに収まってしまう愉快犯である。里の皆は恐れてはいるがこの妖怪から信頼されるとその人の為に尽くすタイプの心優しき妖怪である。
後の肩書き:伝承される犬走家当主
現在の肩書き:堅牢なる要塞を持つ武人
名前:犬走楓
種族:白狼天狗
能力:一千里を見通す程度の能力
千里眼というのを御存知だろうか?一千里を見通す程度の能力とはまさにそのままで相手が何処にいようと能力を行使すれば一発で居場所が判る能力である。
☆扱えるスペルカード
白狼『咀嚼顎尾』
・読み方が『そしゃくがんび』と読む。狼が持つ牙が獲物を四方八方から襲う様を模したスペルカード。瞬く間に相手へと詰め寄り、自らが持つ刀にて四方八方から切り刻み続けるスペルカードである。
スペル発動時前の口上台詞
「貴様に狩られる側の獲物というのを教えてやる。…並びに己が自らの過ちを身を持って知ると良い。…白狼『咀嚼顎尾』っ!」
刃符『地走狼擊』
・読み方が『ちそうろうげき』と読む。地を走る狼が縦横無尽に動き回り着実に獲物を追い詰める様を模したスペルカードである。相手に向けて無数の斬擊破を飛ばし自らも動き続ける。威力はかなり低いものの、狙いの精度は必中に近く余程の事がなければ全弾必中である。
スペル発動時前の口上台詞
「【狩る獣…知恵を絞りて…狩らず待つ…逃げる獲物
が…大物を釣る】…頭を使えばこの次にて確実に仕留められるだけに収まらないって意味だ。…刃符『地走狼擊』っ!」
瞬刀『翔牙連刃』
・読み方が『しょうがれんじん』と読む。一瞬にして相手の懐へと詰め寄り、四方八方から刀の連擊に加えて縦横無尽に飛び回り、相手の死角からの斬擊破の両方を交互に当てて確実に相手を仕留める奥義中の奥義。例え相手が攻撃を無力化するバリアや絶対に攻撃を受けない状態でもこの攻撃だけは無効化出来ず、相手の干渉すらも絶対に受け付けない究極奥義である。この攻撃で傷付いた箇所はどんな能力を保持していても再生すら許さず、その命と存在が絶えるまで永久に残り続けるという。
発動時前の口上台詞
「我が家に受け継がれている奥義。それは全ての理不尽を覆し、常識外れの現象すら切り伏せる究極の剣技。受けよっ!…瞬刀『翔牙連刃』!!」
自己紹介
「名は犬走と申す。…残念だが、名字は明かせど名前は知り合いにしか教えぬのが道理だ。…では、即刻此処から立ち退いて貰うとしよう。」
詳細
妖怪の山を警備している犬走一族の当主。武人の様な話し方で遠回しに話すことからかなりの堅物としても知られている。犬走一族の当主の事から判るように剣術に関するあらゆる基本や特定の状況下における戦闘すらも軽くこなす実力者である。また、一族に遥かに受け継がれている奥義を取得しておりこの技は未だにかつて使用されたことはないと言う。
後の肩書き:夢幻空間を支配する大悪魔
現在の肩書き:冷徹無慈悲なコスプレメイド
名前:夢月
種族:幻魔(悪魔の一種)
能力:次元を操る程度の能力
・次元というのは複雑で一次元、二次元、三次元等という名前で呼ばれているが実際の所、不明点が多い。この世界での【次元】とは時間軸と空間軸という物に加えて表世界と裏世界、世界線軸の移動が可能になる事を表している。
(例えば、世界線軸とは行動した結果によって未来が多岐に渡る事を意味する。例えば、裏世界この世界の構成は同じだが事の結末や性格等が鏡に写したかの様に真逆になっている世界の事である。)
☆扱えるスペルカード
刃符『エネルギーブレード』
・魔力によって生み出された高圧縮された魔力のナイフを無数に飛ばして相手に突き刺す。たかが魔力だと侮ってはいけない。刃に触れればその部分は炭になり、切られれば一刀両断な上、跡形も無く燃え灰と化すだろう。
スペル発動時前の口上台詞
「さて、包丁の切れ味は抜群。今から調理されるのはそこの貴方よ。…なに?…逃げられるとでも?…刃苻『エネルギーブレード』!」
夢幻『アルタースパーク』
・幻月のマスタースパークの亜種。要領は同じだが、攻撃範囲がかなり大きく威力も桁違いだが、消費魔力が幻月の数十倍必要になるかなりコストがかかるスペルカード。だが、その分にあう威力と破壊力は秘めている。
スペル発動時前の口上台詞
「姉さんに教えてもらった秘術。遠慮は要らない。たっぷり死の味フルコースで味合わせてあげる…!夢幻『アルタースパーク』!」
夢幻『デフレクション∽ワールド』
・読み方は『デフレクションインフィニットワールド』。自分自身を多世界線軸から複数呼び出し対象に数の暴力を仕掛けるスペル。この時の自分自身は少し前の自分を呼び出す事が多くその際は、多岐時間に渡る可能性の時間軸から呼び出す為、万が一にでも自分が呼び出される心配は無用だという。
(因みに、多分岐した世界線軸となると自分自身の存在は数百万人、または数千万人の自分自身の存在がいるという)
スペル発動時前の口上台詞
「他方世界線軸というのを知っている?…知らない?ならちょうどよかったわ。その意味を今から教えてあげるのだから。夢幻『デフレクション∽ワールド』!」
自己紹介
「夢月です。話す事がありませんのでこれにて。…なんですか?…あんまりしつこいと殺しますよ?」
詳細
幻月の妹であり性格は幻月の真逆。冷静沈着でどんな行動をするにも計画性を立てて行う為、回りから引かれやすい。また、人間との友好度は最悪で出会って三秒いないに視界から消えないと一瞬にて首を折られ即死させるという辻斬り魔と化しているらしい。ただ、姉にはめっぽう弱く、甘えている所をさとり等に見られて顔を真っ赤にする所があるのは意外な一面である。
以前の肩書き:閉じた恋の瞳
現在の肩書き:再び恋拓く瞳
名前:古明地こいし(第零話にて登場した為)
種族:半人半妖
能力:意識と無意識を操る程度の能力
・本来の能力は無意識を操る程度の能力だったが、さとりの能力がさとり自らの意思で変化して心を読めなくなってしまった事によって、こいし自身も同じく自分を変えるべく自らの意思で心を開いた結果、能力が変化。さとりの能力をまるごと引き継ぎ自らの能力を足し合わせた結果、自由に意識と無意識を操る事が制御が可能になったのだ。また、心を読み取るだけではなく自らの存在を周りに認識されなくなる事も自由に制御できるようになった様でこいしはとても喜んでいるのと同時に姉へ対する責任感も一緒に背負って生きていくと決心した様である。
☆扱えるスペルカード
表象『弾幕パラノイア』
・相手の周りに不気味な怪異と思わしきポルターガイストが大量に現れる。その後何処からか小型のナイフが大量に現れ相手の周りを囲み逃げられなくなる。こいしはそれを見守ったその瞬間に大量の弾幕を相手に向けて放出。逃げることが出来なくなるスペルである。
スペル発動時前の口上台詞
「え?何で狙い打ちなんてするか?って?……フフッ♪そんなの気のせい、気のせい…だよっ♪……表象『弾幕パラノイア』!!」
抑制『スーパーエゴ』
・自らの心情を合わしたスペルカード。感情を抑えるついでに弾幕と共に相手を吸い寄せるというもの。触れればダメージを受ける弾幕の上にこいしに触れれば致命的ダメージを負うことになるのだ。
スペル発動時前の口上台詞
「……。あ、ゴメンね?無視していた訳じゃないの。ただ、その我慢していたの。私の衝動があなたを殺しちゃうかも…ってさ。…抑制『スーパーエゴ』!!」
開花『華せし心の青薔薇』
・さとりが使っていたスペル『テリブルスーヴニール』を元に編み出したスペルカード。効果はそのままで相手の心を読み取り弾幕を再現するというものである。相手の思い描いている弾幕が多ければ多いほど、此方が再現できる弾幕の種類が多くなるという。
スペル発動時前の口上台詞
「私がお姉ちゃんの後を次ぐの。…そう。今までの私には出来なかった。ずっと私は目を背けて…覚り妖怪としての本質…他人の心を読む事そのものを…開花『華せし心の青薔薇』!!」
自己紹介
「古明地こいしだよ。えっへへっ♪お姉ちゃんとは血は繋がってはいないんだけど…判るんだっ♪私とお姉ちゃんは本来姉妹として一緒に存在していた運命なんだってね。」
詳細
さとりの妹。しかしながらこの世界のこいしは血は繋がってはおらずある時、致命傷を負った人間の少女にさとりの驚異の再生能力を活かして全く使えなくなった左腕を自らの力で切り取り、その後口に入れやすいように残った右手と足で引きちぎり死にかけの彼女に食べさせ、同族化してしまう。しかし、その彼女はさとりの事を姉と呼びさとりはそれに反論はせず納得をして今に至る。基本的に今までは自由翻弄で能力が制御できずに振り回されていたが、あの事件を切っ掛けにさとりの能力を引き継ぎ覚醒。制御が可能になり多少は人間と意思疏通も可能になったが、やはり未だに無邪気なのは変わらずながら気紛れに幻想郷中を翻弄するようで狂気に値する程の行動や言葉も話す事もあり中には恐怖に怯える者も少なくないとか?
後の肩書き:夢、幻…そして百鬼夜行
現在の肩書き:妖怪の山を支配する鬼の四天王
名前:伊吹萃香
種族:鬼
能力:疎と密を操る程度の能力
・疎とは離れるということ。密とはその逆を意味し、その力を使って自らの体を霧状に離散して姿を消すことも可能な能力である。また、その応用で分身を作り出す事も巨大化することも可能であるため鬼のなかではリーダー格を仕切っているという。
☆扱えるスペルカード
鬼符『ミッシングパワー』
・文字通り巨大化して対象を踏み潰すスペルカード。ただ踏み潰すだけなのだが大きさが大きさなので、踏まれたら致命傷ではすまないかもしれない。
スペル発動時の口上台詞
「クックッ!面白いねぇ。ではそんなお前さんにプレゼントさぁ。たぁんと受け取ってくれよぉ~!!鬼苻『ミッシングパワー』」!!」
『百万鬼夜行』
・百鬼夜行という名前の異形な者共が夜中に町中を蹂躙するという現象が数百倍に増えた様なスペルカード。ただ蹂躙するだけでは収まらず、あちこちを破壊し回りを恐怖し絶望させ、目に見える全てを壊し尽くすまで終わらない恐怖を体現したかの洋なしスペルである。
スペル発動時前の口上台詞
「百鬼夜行は終わらないさ。それもこの私がいる限り!さぁ、盛り上がるよぉ!!百鬼夜行の百鬼夜行。その百鬼夜行の数千倍さっ!!!『百万鬼夜行』っ!!」
四天王奥義『三歩灰塵』
・山の四天王の星熊勇義が使っている『三歩必殺』があるように萃香にも奥義はある。一歩進む度に巨大化しその回りにあるものを更地にしていく様はまさに巨人の行進。三歩目には思い切り地面を踏み鳴らして衝撃波を発生させる。その回りにある物もその者も纏めて粉砕して無に帰す最強奥義の一つである。
スペル発動時前の口上台詞
「いいね!いいね!盛り上がってきたねぇ。でも、どんな宴でも締めに入らないといけないさ…。だから申し訳ないけどこんなお遊びは終わりさ!…四天王奥義『三歩灰塵』っ!!!」
自己紹介
「やぁやぁ、私は伊吹萃香さぁ。立ち話もなんだし、そこに座れよ。……なんだい??私の酒が飲めないってのかぁ??」
詳細
山の四天王のリーダー格を勤める飲んだくれ。酒がないと自分を保っていられなくなりいずれ消滅してしまう鬼である。ただの酔っぱらいではなく実力も他の鬼よりもある上、頭も切れる策略家でもある。故に妖怪の山を牛耳っている鬼と言われても納得する程に政治も上手いという。
後の肩書き:里に最も近い天狗
現在の肩書き:疾風迅雷の報道記者
名前:射命丸文
種族:鴉天狗
能力:風を操る程度の能力
・風を操ると言っても一括りにした能力であるため、詳しくは出来ないが、一部を纏めた感じで書き出すと自らが起こす風の量を調節出来たり、自らが移動する為に起こす風を調節することでマッハ200以上を叩き出して瞬間移動的な事も可能になる能力である。
☆扱えるスペルカード
塞符『天上天下の照園』
読み方は『てんじょうてんげのてらすくに』と読む。上から下にかけて落ち行く密度の高い弾幕を際限無く打ち出し続ける。それは嵐の中心点、要塞の内周と外周を永遠と生み出し続ける不変の城。様子こそ果てしない速度で回り続ける不動の要塞の有り様である。
スペル発動時前の口上台詞
「…してやられましたよ。ですけど、此処からが本番です。貴女にはこの攻撃をどう躱すか見物ですねぇ…塞符『天上天下の照園』!」
『無双風神』
読み方は『むそうふうじん』。文の取って置きである。目に見えぬ早さで相手を翻弄、縦横無尽に飛び回る。音速または光速とでも呼べる速度にて自らが巻き起こした業風を利用して突っ込み、相手を空高く吹き飛ばした処へ怒濤の追撃を叩き込んでいくスペルカードである。
スペル発動時前の口上台詞
「幻想郷、広しと言えど…この速さについてこれる者等いる筈も無し。…『無双風神』!!」
暴風『天狗のマクロバースト』
文が巻き起こす風はどの天狗よりも荒々しく、あらゆる物を吹き飛ばせると自負するほど。巻き起こした風は刃の形となり相手へ光速で直進していく。目で追えぬ速度で次々と巻き起こすその様は、まるで台風の目自らが繰り出しているかと錯覚するかの様である。
(マクロバーストとは限定的な範囲で発生する竜巻の様な暴風。言うならば、竜巻が吸い上げる掃除機だとすればマクロバーストは送風機である。その中心点から円を描く様に衝撃波を飛ばし、当たった物の繊維を粉々に切り刻み吹き飛ばすという)
スペル発動時前の口上台詞
「さて、鴉天狗の十八番を披露しますよ!!華々しく散って下さいねぇ~!!暴風『天狗のマクロバースト』!!」
自己紹介
「こんにちは。初めまして!私、文々。(ぶんぶんまる)新聞の射命丸文と申します。早速突然では有りますが、インタビュー…よろしいですかっ!?」
詳細
妖怪の山を取り仕切る鴉天狗の右腕と呼ばれる相当な実力者。幻想郷内には彼女と渡り合う程の音速保持者はいないとされる位に、速さに定評がある人物である。また、趣味として新聞を書くことがありその新聞の内容はおおよそ六割~八割程度がでっちあげの記述が殆どを閉めている為、彼女にクレームや不満の声を上げたり等が後を絶たないとか……
以前の肩書き:怨霊も神すらも恐れ怯む少女
現在の肩書き:心を失い神格を手にいれた隻眼妖怪
名前:古明地さとり(第零話に登場した為)
種族:半神半妖
能力:様々な記録を再現する程度の能力
・ある事件にて片目を失ってしまったさとりは苦肉の末に編み出した神の力を使用してサードアイは自分が失った片目の代わりとして使用。ただし心を読む程度の能力は完全に失ってしまう。しかし神性と紐つくように自ら持っていた『心を読み取り、相手の攻撃を再現させる能力』に代わり『実際に起こった出来事』やその時に『その人物が使用していた攻撃方法等を完全に再現させる事』が可能になった。
☆扱えるスペルカード
月神『ルナティックインパクト』
・ある地獄の女神が使用した最恐スペル。巨大かつ造られた月を最大三つまで呼び出して相手目掛けて投げつけ押し潰す恐怖の弾幕の一つである。
スペル発動時前の口上台詞
「これは、ある地獄の女神が使用した最恐スペルのひとつです。…どうぞゆっくり楽死んで逝って下さい。月神『ルナティックインパクト』!」
秘神『アナーキーバレットヘル』
・アナーキーバレットヘルを日本語訳すると『無秩序な弾幕地獄』という意味合いになる。その名前の通りに前後左右あらゆる場所から無尽蔵に乱放出される弾幕は相手に攻撃させる隙すら与えず同時にトラウマとなりうるスペルだという。
スペル発動時前の口上台詞
「これは、ある秘神が使っていた神霊の相対するスペルです。…地獄で無秩序な弾幕に振り回され、墜ちるが良い。秘神『アナーキーバレットヘル』!」
雷神『建御雷神』
・月の使者にして最恐を冠する巫女。その名も綿月依姫。万物に存在する神全てを顕現させその力を身に宿し自由自在に操る事が可能になる能力を持ち合わせている。その中で実際に使われた技をスペルにしたものである。読み方は『タケミカズチ』。雷に勝る技を扱えるようになる一刀を召喚しそれを使い相手を悉く切り刻む最恐スペルの一つである。
スペル発動時前の口上台詞
「これは、ある月の使者が使用していた神を身に宿し相手を切り刻むスペル。…疾風怒濤に至れる神速からの編み出される太刀筋見えぬ斬撃を食らいその身果てるが良い。雷神『建御雷神』!!」
自己紹介
「私は古明地さとり。今となっては義理とはいえ博麗の巫女の母親であり純粋な妖怪だった者です。」
詳細
心と身体に傷を負い、神格を身に宿したさとり妖怪。性格は昔と変わらないが非常に残忍となっており、戦いにおける優しさも欠片も失くなりかけている。しかし、人の心は常に保っており戦闘以外の一面では普段のさとりと同じである。たまに博麗神社へと立ち寄り霊夢にあっている様だが、その真相はいかに…?
後の肩書き:片腕有給の仙人
現在の肩書き:山を支配する鬼の仙人
種族:鬼.仙人
名前:茨木華扇
能力:あらゆる動物を導く程度の能力
・一括りに出来ない能力ではあるが、判る範囲で詳細を書き出すと、あらゆる動物を使役して操る事が可能になる事が一つ。また、ペットとは違い意志疎通が可能になる為、言った通りの行動をさせる事が出来る様になる。
☆扱えるスペルカード
龍符『ドラゴンズグロウル』
・右手の形を変形させ巨大な龍の顎にへと変化させ、その変化させた手から竜のブレス如くのレーザーを撃ち穿つスペルカード。尚、右手は自由自在に形を変える事が出来る為、様々な形で相手を翻弄し打ち倒すことも出来るという。
スペル発動時前の口上台詞
「右手に封じ込められし龍の力よ…今こそ解き放し目の前の敵を滅せよ!龍符『ドラゴンズグロウル』!!」
豪腕『プロメテウスハンド』
・右手の形を大きく変形させ巨人の如く巨大な手腕となり、敵を押し潰すスペルカード。その見た目かつ豪快な大技に圧倒され相手は手も足も出さずに葬られるという。
スペル発動時前の口上台詞
「巨人の恐ろしさを教えて上げましょう。…この右腕から繰り出される巨人の拳こそ万物を粉砕する恐怖の一撃となります!…豪腕『プロメテウスハンド』!!」
四天王奥義『三歩廃滅』
・一歩で構えて、二歩目で相手を見据え捉える。三歩目にて思い切り地面へと右手を押し込む。その瞬間に右手の中にある霧状のモノが離散し、少しの間を開けて後に、相手と相手の周囲に無数の手腕が出現し相手を捕らえると同時に真上からも巨大な手腕が現れ、刹那の時間も経たずして相手の真上から拳で叩きつける奥義である。
スペル発動時前の口上台詞
「有象無象から産み出される無数の手腕が貴女の魂を求めている。…その手を滅ばさんと神罰を与え全てを虚無にへと帰すのよ…四天王奥義『三歩廃滅』!!」
自己紹介
「私は茨木華扇。茨華扇とも呼ばれます。まぁ、後者の方は仙人としてまたは幻想郷を作った賢者の一人ととして呼ばれる時が多いのですけどね。」
詳細
山を支配する鬼の四天王の一人。非常に礼儀正しく振る舞い、戦闘は出来るだけ控え話し合いでの解決を優先する妖怪の山の母みたいな存在である。また、他の四天王の萃香や勇義とは付き合いが悪く少しばかり苦手な傾向があり、妖怪の山の奥深くにいる事が多いという。しかし、優しい性格の裏でかなりの説教好きという噂もたっており誰彼構わず纏めて説教するので逆に萃香や勇義から苦手という声も上がっていると言う。
昔の肩書き:幻想郷最恐の大悪魔
現在の肩書き:幻想郷最恐片翼の大悪魔
名前:幻月(第零話に登場した為)
種族:悪魔(片翼欠損)
能力:理を操る程度の能力(破)
・具体的には此方の世界の幻月と同じだが、質的に此方は一方的に対象の理を破壊する方に長けている。主に理の破綻や対象の記憶破壊、歴史上の記録の捏造等が得意なようであり、更には自らの命の定義を無くして不死にして死なない様にしたりと用途は様々な様である。
☆扱えるスペルカード
虚砲『ホロウブラスト』
・量子の魔砲があるなら当然虚数砲も存在している。が、その力はエリスという悪魔の補佐に授けた為、自分はそれよりも強力な連発式レーザーに改変。レーザーの弾を連射して相手を撃ち抜き虚無に還す。量子と違うのは死した際に消滅するのではなく撃たれて被弾したその瞬間に消滅し、この世界に居なかった事にされる歴史改竄。…まさに虚無に還すという言葉が似合う禁忌の魔砲である。
スペル発動時前の口上台詞
「貴様のその身も、その形跡すらも跡形もなく粉砕してあげるよ。…大丈夫。あなたの存在はきちんと私が記憶しておくからね?虚砲『ホロウブラスト』!」
幻滅『量子殲滅砲』
・当て字で『マスタースパーク』と読む。彼女が持つ通常のマスタースパークよりも強力で触れれば細胞が消滅し、食らえばその人物の歴史や記憶すら世界には残らず儚く消滅する禁忌の魔砲である。その力は綿月豊姫が持つ浄化兵器を軽く凌駕する。その為月の使者達はこの幻月の持つ力を警戒して手が出せないという。
スペル発動時前の口上台詞
「私の取って置き披露して上げるよ。食らえば極楽、触れれば地獄。その身が消滅する程の恐怖を刻んであげる!幻滅『量子殲滅砲』!!」
呪滅『イビルスパーク』
・とある魔法使いが使用していた禁術を用いた魔砲。触れれば永遠に逃れられぬ苦しみと死する呪いに侵され、大地に触れれば大地は死に絶え、植物に触れれば黒く染まり、触れただけで対象を猛毒にへと侵し水に触れれば猛毒の沼へと変わる禁忌の秘術。使うことはないもののある事件を境に心に大きな傷を負ってしまいこの様な禁術を次々に編み出したという。
スペル発動時前口上台詞
「出来れば使用は控えたかったけど出し惜しみはしていられないね。…これが本当の絶望。食らわずとも後に永遠と残るような悪夢を思い知らせてあげる。呪滅『イビルスパーク』!!」
自己紹介
「…。私は幻月だよ。フフッ。文字通り、幻想郷の大悪魔の幻月さんだよ♪」
詳細
ある時を境に片翼を失ってしまう。…という滅びの世界からやってきたと言われているもう一人の幻月。その世界の住人の性なのか性格が大きく捩れ曲がっており悪魔の悪魔足らしめる力を使い始めるようになる。しかし根本的な性格は此方の幻月と全くと言って変わっておらず心優しき悪魔ではあることに代わりはない。ただし、性格はこの世界の幻月と真逆で冗談は言わない、生真面目、思いより先立つ行動、奇襲を欠ける策略性と盤面上での正確な指揮がさとりよりも上手く個とを運ぶことが可能であり実力も文句無しの人物だと言う。また、さとりとは古き友人なのは変わらずである者のこの世界の幻月以上にツンデレだと噂もあるのだとか…?
後の肩書き:寂しさと終焉の象徴
現在の肩書き:悲しさと寵愛の精神
名前:秋静葉
種族:神
能力:紅葉を司る程度の能力
・名前の通りに秋の紅葉を彩る能力である。その他にも…とはならずそれだけに特化したかの様な能力である。……も、その応用で絵心やらやたらと絵を綺麗に描く才能があるらしく人間の里では密かに彼女が描いた絵が売れているとか…。
☆扱えるスペルカード
秋符『フォーリンブラスト』
・秋に見られる紅葉の力を収束させそれを一気に撃ち穿つ。纏まった秋の力は凄まじくぶつけられた相手はひとたまりがないと言う。
スペル発動時前の口上台詞
「綺麗な紅葉にも力があるのよ?それじゃ見せて上げましょう。舞い散る紅葉の数々を…秋符『フォーリンブラスト』!!」
葉符『狂いの落葉』
・舞い落ちる紅葉の葉が引き起こす悲哀の感情。その力は悲しむだけに収まらず人々の感情を次第に狂わせて、堕ちていくのだ。それを再現したスペルカードである。
スペル発動時前の口上台詞
「さぁ、一緒に舞い踊りましょう?堕ちる紅葉の葉を見続けながら…あなたと共に!葉符『狂いの落葉』!!」
針葉『永遠不変の刺鎧』
・読み方は『えいえんふへんのさしよろい』。針葉樹の様を表したスペルである。秋になっても不動に変わり続けない事をイラついた静葉が強引に色を塗りたぐるも色が一行に変わらない事に嫌気がして針葉樹林ごと引っこ抜きそれを相手へと投げ飛ばすスペルカードである。ただ投げ飛ばすのではなく、その樹についている緑の葉全てを怒涛に投げ続け刺し穿つ。最後に残った葉もなき樹木を投げつける。その様は今までの鬱憤を晴らしている様にも見える為、見る人によっては狂気の沙汰に包まれるだろう。
スペル発動時前の口上台詞
「はぁ、仕方無いですね。これは封印せざるえませんでしたけど。今までの溜まっていた私の鬱憤をあなたで晴らします!針葉『永遠不変の刺鎧』!!」
自己紹介
「私は秋静葉。秋の紅葉を彩る神様よ。稔子は妹で信仰者は私より多いんだけどね…だから良く間違えられるのよ?姉ですか?って。」
詳細
八百万の秋の神の一人。司るは紅葉の彩りである。しかし、そんな事では信仰は集まるわけもなく、妹の稔子に嫉妬しているらしい。良く酒飲みの場所にて見かける事も多いらしくそのときは迂闊な発言をしないと良い。下手をすると静葉から拳の洗礼を受ける事になるかも?
後の肩書き:豊かさと稔りの象徴
現在の肩書き:笑顔と豊作の象徴
名前:秋稔子
種族:神
能力:豊作にする程度の能力
・名前の通りに能力を使用すると作物が良く育つようになるという。その能力を使い信仰者を確実に増やしているらしいが、他の神様を比べると雀の涙程度にしか増えていないらしく今でも熱心に信仰者を増やすための努力を続けているとか?
☆扱えるスペルカード
秋符『秋の空と乙女の心』
・諺にこういう名前の物があるはず。名前その通りの弾幕を打ち出すスペルである。周囲に弾幕を乱れ撃ちそこに相手目掛けてのレーザー弾幕を撃ち放つ。攻撃は乱反射してくるので死角からの攻撃もする事もある。
スペル発動時前の口上台詞
「秋ってさ、自由気ままに過ごした方が良いんだよね。だってさそういう諺も有ることだしね?秋符『秋の空と乙女の心』!」
豊作『穀物神の約束』
・稲穂の様な形に作り出す弾幕である。主にレーザー弾幕とまばらに撃ち出す弾幕が多く、その殆どが相手に当たる事なく躱されるという。
スペル発動時前の口上台詞
「こうなる前ちゃんと私を信仰して…って言ってももう遅いかぁ…仕方がないなぁ…。豊作『穀物神の約束』!」
豊穣『収穫向上の黄色い月』
・別名で『ハーべストムーン』とも呼ぶ。要は作物の育ちが良くなる夜に出てくる真っ黄色い月である。それを体現した様なスペルカードである。中央に集まるように弾幕が渦を巻き、ある程度集まると一気に離散してばらまく弾幕である。
スペル発動時前の口上台詞
「収穫が近い?それなら私の能力で…って今日は黄色くて大きい月が顔を出す日だからいらないかぁ~っ♪…なんで?それは埋まっている作物の成長を促す日だからだよぉ~♪…豊穣『収穫向上の黄色い月』!」
自己紹介
「私は秋稔子。秋の作物の事なら任せてよ。…でも、その代わりと言っちゃなんだけど…実った作物の一部を私達に献上して欲しいかなぁ…ってさ。どうかな?」
詳細
秋姉妹と呼ばれる八百万の神の一柱で司るは豊穣。能力によって里に豊作をもたらす畑の女神でもある。…しかし、八百万の神には彼女の様な存在は複数おり、彼女は複数の神からみて下に値する程信仰は薄い様だ。その為、熱心に信仰者を集め続けた結果、数人位は信者の獲得に成功している模様。その光景を裏で静葉は嫉妬しているとか…。
以前の肩書き:好奇心旺盛な悪戯悪魔
現在の肩書き:変幻自在の大悪魔
名前:エリス(第零話に登場した為)
種族:悪魔
能力:真似る程度の能力
・この力は万能に近く相手の姿を真似るだけではなく能力、スペル、口癖、力の平均値。あらゆる観点において同一人物になれる力を持っている。その為鏡に写した様な…ドッペルゲンガーの様になれる力と思った方が早い。
☆扱えるスペルカード
虚無『ホロウスパーク』
・別の読み方をすると『虚数砲』。例の幻月が持つ『量子砲』と対になっている魔砲である。その力は量子砲と同格レベルであり食らえばその人物はこの世界にはいなくなった事にされる禁忌の魔砲である。だが、その禁忌の力といってもエリスベースで受け継がれているらしく事実劣って継承されているという。その為オリジナルよりも危険度は下がっており消滅は一切しないというが真意は不明。因みにこのスペルと技は幻月から直接授かったモノだという。
スペル発動時前の口上台詞
「幻月さんから受け継いだ奥義、見せてあげるよ!師匠の力の奔流を食らえ!虚無『ホロウスパーク』!!」
星朧『スターリーファントム』
・彗星の如く対象に突貫したかと思いきや途中で消え失せ、暫く後に分身。攻撃させるのは分身のみで本体は虚無の力により相手からの攻撃を完全に無効化するスペルとなっている。
スペル発動時前の口上台詞
「私の取って置き!幻影と朧に見る星の夢に酔いしれなさい!!星朧『スターリーファントム』!!」
黒星『シャドウプラネットヘル』
・相手全体を黒く覆い視界が良好じゃない中、空から黒い流星の雨を降らせるスペルである。非常に回避するのが至難の技と呼べる文字通りの黒い弾幕である。
スペル発動時前の口上台詞
「黒く染まり上がった銀河に激しくふる彗星如くの黒い流星群。目に見えぬ黒い星に当たって砕けちゃえ!黒星『シャドウプラネットヘル』」
自己紹介
「エリスだよ~♪エヘッ☆私は幻月とは旧知の中でさとりちゃんとも仲が良い好奇心旺盛な秘書なんだよ~♪」
詳細
さとりが聖人と対面している間、幻月が裏にて魔界に行って観光などしている際にたまたま迷子になっている悪魔を助けてから、懐かれて今まで幻月の側を離れなかった悪魔娘である。誰に対しても気楽に接する事が出来るお転婆な娘である。しかし、好奇心旺盛な故に悪戯が大好きである点なのは幻月曰くどうしようもないと頭を悩ませている原因だとか。彼女は常にどういった悪戯をするかを何時も考えているらしくその末に誰かになりすまして、他人をからかうという遊びに至るんだとか。とはいえその悪戯をすると、すぐに幻月に見つかりキツイ説教した後に必ず後始末をつけさせるんだとか。だが、幻月の事を姉の様に慕っており幻月も悪い気がしないとのこと。因みに幻月から幾つかのスペルの伝授を受けているらしい。
後の肩書き:永遠と須臾の罪人
現在の肩書き:永久と須臾のお姫様
名前:蓬莱山輝夜
種族:月人.蓬莱人
能力:永遠と須臾を操る程度の能力
・永遠を操り、素粒子程の時間を操る能力。要は秒よりも小さくコンマよりも細かい時間を操る事が出来る能力である。その気になれば、空間的時間に干渉して物の劣化を止めて『永遠』に最高品質を保つ事が可能になったり、ある一定範囲の空間的時間の流れを『永遠』に止める事で回りにある物の成長を止めたりと用途は様々である。
☆扱えるスペルカード
神宝『ブリリアントドラゴンバレッタ』
・五つの難題の一つ。『龍の頚の玉』を参考に作られたスペルカード。自分を中心に五色に彩られた大量の弾幕を展開し相手を錯乱させつつ時折、中心から龍のブレス如くレーザーを相手に向けて撃ち穿つ。
スペル発動時前の口上台詞
「私の宝の一つを見せてあげる。これぞ龍の頚にあると言われている五色に彩られた宝玉よ!神宝『ブリリアントドラゴンバレッタ』!!」
新難題『金閣寺の一枚天井』
・この幻想郷に住み、穢れ等もある程度は受け入れた時にふと幻想郷の外から噂程度に得た情報から作られた弾幕。黄色一色に敷き詰められた弾幕を対象の真正面に大量展開、避ける隙間すら無いと言わないばかりの弾幕を繰り出し相手を追い詰めるスペルである。
スペル発動時前の口上台詞
「幻想郷の外に有ると言われている黄金のお寺。金に輝くその眩い光こそ貴女に課せられた新しき難題よ!新難題『金閣寺の一枚天井』!!」
『蓬莱の樹海』
・中国より昔からあったとされた伝説の宝樹の場所『蓬莱山』にあるとされており、その光景は訪れた人物を圧巻させる程に綺麗で神秘的な場所だとされてきた。しかし、その場所とは迷い混んだら最後、永久にその場所から出られないとされている樹海とも呼ばれている場所だという。迷い続ける理由こそ、宝樹の放つ異様な光だと言う。それを参考に作られたスペルであり、その光を浴びると幻覚を永久に見続け、終わらぬ地獄を味わうという。
スペル発動時前の口上台詞
「永久不動に輝き続ける伝説の宝樹。その光に魅せられ永遠に惑い彷徨続けなさい!!『蓬莱の樹海』!!!」
自己紹介
「蓬莱山輝夜よ。貴女は一体どんな方法で私を楽しませてくれるのかしら?」
詳細
月から追放されてこの地にやってきた元月人。お伽噺に出てくるかぐや姫本人である。また、月人ではあるがその身体は不老不死。俗に言う蓬莱人という種族である。永遠に生き続け蓬莱の薬を飲んだ時点その頃の歳の姿をしている。因みに、その歳は凡そ十八才~二十才前後の姿をしているが、事実その姿の状態で千五百年近くは生きているという。この世界の輝夜は月の軍隊を首席で卒業している様で、武器に関しては朝飯前、敵に関しても人間の軍隊程度では止められず、輝夜一人だけで全滅させることが出来る程の相当な実力者。だが、かなりの他人任せ屋である為、余程のことではなければ全力すら出さず一割程度の力しか出さないとか……。
後の肩書き:壁抜けの邪仙
現在の肩書き:青娥娘々(せいがにゃんにゃん)
名前:霍青娥
種族:邪仙
能力:壁をすり抜けられる程度の能力
・彼女にとっては壁なんて無いものと同然。壁越しだろうが無いものと計算され全部丸聞こえしてしまう。更には彼女自身が壁を幽霊のようにすり抜けて壁側へと行ってしまう事も……そんなに毎日頻繁に運用しているいわば常用能力である。…壁をすり抜けられる彼女の印象は強く残る為、その存在を知らぬ者などいない、かの聖徳太子も信頼する能力でもあるようだ。
☆扱えるスペルカード
邪符『弧魂野鬼』
・怨霊の如くの青白い仙術の塊を召喚して対象へ自動追尾するスペルカードである。
スペル発動時
「フフフ。安心しなさい。この技は人の欲望にの温もりに反応して追尾するモノなの。足りない?良いわよ?いくらでも…ね?邪符『グーフンイエグイ』!」
入魔『走火入魔』
・愛しのキョンシー第一号を呼び出して同時攻撃を仕掛けるスペルカードである。青白い仙術の塊の数もより増え避けづらい弾幕となっている。
スペル発動時
「さぁ、おいで、私の芳香。私と共に連携攻撃を仕掛けるわよ~♪入魔『ゾウフォルゥモォ』!」
道符『タオ胎動』
・自分自ら仙術を多重行使して、青白い仙術の塊の他にへにょりレーザー弾幕と星形の弾幕を撃ち続けるスペルである。
スペル発動時
「私自身。この動作、造作もないんですよ。芳香に頼るから私が弱い?なら、試してみます?私はこうみえて仙人の端くれ。私自身の本気、見せてあげましょう。道符『タオ胎動』!」
自己紹介
「私は霍青娥。青娥娘々でも良いですよ♪」
詳細
名を霍青娥。種族は邪仙となっているが、纏めると仙人である。…しかし、天人になる基準は満たしてはいるが自らが拒み、拒絶して仙人崩れとなった仙人が
堕落して邪仙と呼ばれる種族になるとか。因みに種族に『邪』とついているが、決して邪悪ではなく、他人に優しく手解きをするほど善良な仙人である。…が、彼女の一番の欠点が存在しており、不死と言う概念を捨てきれず辺りを彷徨い依り代となる素体を求めては、死体を探し自らに忠実で自立しているキョンシーを作る事に専念している。……また、聖徳太子に不死計画を伝えたのもこの仙人本人だという事らしい。




